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中嶋悟F1デビュー
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1987年
中嶋悟が念願のフォーミュラ1グランプリレースに、現在も歴史に残る名門チームのひとつとして数えられているチーム・ロータス・インターナショナルからフルシーズン出場開始。
これに伴い中嶋はレーシングドライバーとしての活動拠点をイギリスに移し、世界各国で開催されるグランプリに参戦。
チームメイトは84年にF1デビューを果たし、すでに最も将来が有望視されていた故アイルトン・セナ選手(当時27)であった。

99T-4と呼ばれるロータス製シャーシにホンダ製エンジンを搭載したマシンは、鮮やかなイエローをベースにしてブルーのロゴマークをあしらったキャメルカラーで、メインスポンサーはRJレイノルズ。
中嶋のF1デビューを世界のファンが自身の目で確かめたのは、第1戦ブラジルグランプリのスターティンググリッドである。

予選を12位で通過した中嶋はナイジェル・マンセル選手ら強豪に遜色のないバトルを演じて見事初戦で7位 フィニッシュを実現した。 そして11月1日、三重県鈴鹿サーキットにて、中嶋が出場することで開催前から大きな話題となった第15戦日本グランプリがなんと10万人以上の大観衆を集めて開催されたのである。
予選11位からスタートした中嶋は51周に及ぶ激しい闘いの中で6位入賞を達成した。

中嶋は以来89年迄の3年間、チーム・ロータスでF1グランプリに出場。 デビュー翌年の88年にはセイコーエプソンが、中嶋個人へのパーソナルスポンサードのみならずチームスポンサーとしてF1に参画。チームはより強固な支援体制を確立する。

F1グランプリに出場開始した中嶋に代わって、全日本F3000選手権(この年より全日本F2選手権から競技名称が変更)には、前年から佐藤浩二選手と共に全日本ツーリングカー選手権(通 称グループAレース)に出場していた鈴木利男選手がフルエントリー。

前年同様セイコーエプソンがメインスポンサーになるとともに、同じく全日本ツーリングカー選手権に出場するシビックも引き続きスポンサード。

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