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Report レースリポート

2011 FORMULA NIPPON RACE REPORT

第4戦 ツインリンクもてぎ第4戦 ツインリンクもてぎ

予選
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2011年8月6日(土)
天候:晴れのち雨
予選結果:
 #31 中嶋大祐:11位
 #32 小暮卓史:9位
観客動員数 : 5,500人

中嶋11番手、小暮9番手で前戦に続きQ2ノックアウト

全7戦の折り返し地点となる第4戦ツインリンクもてぎでの戦いは、距離250km、2回のピットインが義務付けられている。

晴天に恵まれ、朝から気温が上昇し蒸し暑い1日となった予選日。

今回の予選はノックアウト方式で行われた。ノックアウト方式の予選とは、Q1は全17台が出走し、上位13台がQ2へ進出。これの上位8台がQ3へ進出し、最終的にグリッドが決定する。

13時50分より開始されたQ1では、大祐11位、小暮4位でともにQ2への進出を決める。続くQ2で11番手タイムを記録した大祐がノックアウト、小暮も惜しくも9番手タイムとなってしまい、またしても2台揃ってQ3への進出を果たすことができなかった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

朝のフリー走行から予選へとマシンのセットアップがうまくいきませんでした。小暮、大祐ともにセットの決まらないマシンに苦労したようです。明日のレースは2回のタイヤ交換が義務付けられています。ベストな作戦を考えて表彰台を目指します。


#31 ドライバー 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

予選ではコンディションに合わせることができず残念な結果に終わってしまいました。今日の走行で得たデータをもとに明日のレースではジャンプアップが狙えるように精一杯頑張ります。


#32 ドライバー 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

走り出しからグリップ感がなく、イメージ通りに走るのが困難でした。もてぎでは絶対的な自信があったので原因を追究していましたが、わからないまま大幅に変更しながら予選に挑みました。マシンは多少よくなって乗りやすくなりましたが、根本的な解決には至らず、Q1からQ2にかけてもセッティングの変更を行ったのですが、さらに悪化してしまったようです。しかし、やっとなにが悪かったか原因がわかってきました。あとはそれをどれだけどうふればいいかわからず、調整が把握できていない状態なので決勝はギャンブルになると思いますが、前進したのは確かです。1つでも前を狙って思いっきり戦います。




決勝
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2011年8月7日(日)
天候:晴れのち曇り
決勝結果:
 #31 中嶋大祐:9位
 #32 小暮卓史:リタイア
観客動員数 : 11,000人


猛暑日となった決勝!小暮は残念なリタイア、中嶋は追い上げるもポイントに届かず

前日の予選に引き続き猛暑日となったツインリンクもてぎ。朝のフリー走行を小暮4番手、大祐8番手タイムで終え、午後の決勝レースに臨む。

雲が広がり、気温が下がり始めた14時30分に開始された決勝レース。

小暮9番、大祐11番グリッドからスタートシグナルを待つ。小暮は無難にスタートを決めたものの、大祐は混戦の中16位まで順位を落としてしまう。そのまま2台は順調に周回を重ね、今大会義務となっている2回のピット作業のうち1回目をタイヤ4本交換のみで済まし、上位のマシンを追いかけるが、小暮は20周目の最終コーナーで他のマシンと接触してしまいコースオフ。ここでマシンを降りることとなってしまった。

一方、大祐は2回目のピットインで給油とタイヤ交換をこなし、コースに復帰後もハイペースで追撃し、9位でチェッカーを受けた。


チームディレクター:藤井 一三チームディレクター 藤井 一三コメント

9位、11位というポジションでスタートのため、ある程度限られた作戦のなかで順調にこなしてはいたのですが、小暮は前を走るマシンをパスする際、接触してしまいコースオフ、リタイアという残念な結果となってしまいました。一方大祐は、レースラップタイムも悪くなく、順位を挽回しつつ安定した走りをしてくれました。しかし9位までが精一杯で、ポイントまであと少しというところ。今シーズンはここまで苦戦しています。後半戦は挽回するつもりで頑張ります。


#31 ドライバー 中嶋 大祐#31 中嶋 大祐選手コメント

スタート自体はすごくよくて、1コーナーまでに順位を上げることはできたのですが、1コーナーで後続から接触されたためかリアのコントロールを失ってしまい最後尾まで落ちてしまいました。しかしレース中のペース自体は悪くなく、オーバーテイクをすることもできました。結果的には最後尾から9位までポジションを上げることができたので悪くはないレースだったと言えますが、1コーナーでのアクシデントがなければポイントを獲得できていたと思うので非常に悔しいです。次は予選からもう少し上で戦えるようにしっかり準備をして頑張ります。


#32 ドライバー 小暮 卓史#32 小暮 卓史選手コメント

スタートはよかったものの、前のマシンを抜くには至らず、その後は、前のマシンに近付くとブレーキが過熱し効かなくなるためにあまり近づくことができず苦しい状況が続きました。10周目にピットインした後、ペースを上げていきたいところでしたが、前のマシンに詰まってしまいました。差が縮まってはブレーキが弱くなって遠ざかる、の繰り返しで、オーバーテイクが非常に難しかったです。1、2周ブレーキを温存してチャンスを作るつもりで迎えた20周目に、90度コーナーから最終コーナーにかけて、他車のタイヤとタイヤが接触しコースアウト、リタイアしてしまいました。今回のレースでは、根本的な速さが足りないと感じたのと同時に、失ったポイントがとても大きいと思いました。残り菅生、鈴鹿と、得意なサーキットでのレースが続きますが、この状況をいち早く打破するために、まずは優勝を目指します。


総監督 中嶋 悟総監督 中嶋 悟コメント

早いものでもうシーズンの半分に差し掛かってしまいました。土曜の練習時間からいまひとつ調子が出ず、予選、決勝においても本来の力を発揮できず、小暮はリタイア、大祐はポイント獲得まであと1歩というところの9位で終わりました。次戦鈴鹿までに、原因を追究しドライバー含めチーム一丸となって挑んでいけるよう準備をします。今回もたくさんのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。

※第5戦は9月3、4日に鈴鹿サーキットにて開催されます。



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