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Schedule レースカレンダー

2011 SUPER GT RACE REPORT

JAF Grand Prix SUPERGT & Formula NIPPON FUJI SPRINT CUP 2011JAF Grand Prix SUPERGT & Formula NIPPONFUJI SPRINT CUP 2011

予選:第1レース
会場:富士スピードウェイ
日付:2011年11月11日(金)
天候:雨
予選結果:
 中山友貴:12位
観客動員数:7,200人

タイヤが温まり切らず不完全燃焼な予選になる

今シーズンを締めくくるFUJI SPRINT CUP 2011。日本最高峰となる2カテゴリーが同時開催される一大イベント。シリーズ戦とは異なり、2名のドライバーがひとりずつレースを戦う2レース制となり、いつもと違ったレース展開も期待される。

今回の予選では、各ドライバー、クラス別に20分間、計2回で行なわれ、決勝レースのスターティンググリッドを決定する。14時20分からのレース1の予選では中山友貴がドライブ。雨の勢いは弱くなるも止むことはなく、変わらずウェットコンディションのまま。気温も低く、慎重にタイヤを温めながらの走行を続けるが、再び雨足が強くなってしまい、コースのあちこちに川ができてしまうほどに。十分にタイヤが温まり切らずアタックのタイミングが合わせられず、不完全燃焼のまま12位で予選を終えることとなった。

15時25分から開始予定であったレース2の予選は、雨によるコンディション悪化のため、土曜日の午前中に延期された。


チームディレクター 藤井 一三コメント

想像よりも雨の量が多く、ストレートでもハイドロプレーニングを起こす状態でした。ミスなくアタックはできたのですが、他のマシンに比べ少しパフォーマンスが劣っていたかと思います。雨、霧が強くなり第2レースの予選は明日に変更になりました。天候も回復するでしょうし、少しでも上のポジションを目指して調整します。


中山 友貴選手コメント

午前中の練習を踏まえて予選に臨みましたが、アタックラップに入った時に雨量が多くなってハイドロプレーニングが起きてしまいペースを上げることができませんでした。手応えがあっただけに満足できない結果となり悔しいですが、明日はドライのレースになりそうなので気持ちを切り替えて、ひとつでも上の順位でゴールできるように頑張りたいと思います。

悪天候の中、たくさんの応援をありがとうございました。明日もよろしくお願いします。




予選:第2レース
会場:富士スピードウェイ
日付:2011年11月12日(土)
天候:晴れ
予選結果:
 道上龍:2位
観客動員数:23,000人

雨上がりの予選、絶妙のタイヤマネージメントでフロントロー獲得!!

昨日の悪天候により延期されたレース2の予選が8時05分より行なわれた。

予選時間も5分短縮され、15分間のクラス別走行にて明日の決勝スターティンググリッドが決定する。雨は上がったものの、路面は完全に乾き切らず、乾いているところと濡れているところが混在する難しいコースコンディション。道上龍はウェットタイヤを装着してコースイン。路面が完全に乾いたストレートでは走行ラインを外し、濡れた路面でタイヤを冷やすなど、うまくタイヤをマネージメントしながらのアタックを続け、2番手タイムをマーク。フロントローから明日の決勝に臨むこととなった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

雨と霧で延期された昨日の第2レースの予選。今朝もまだコース上は水が残るコンディションで、タイヤの選択に迷いましたが、ウェットタイヤを選択し、難しいコンディションの中、道上選手が上手く走ってくれました。わずかな差でセカンドグリッドとなりましたが、よい位置からスタートできるので頑張ってもらいます。


道上 龍選手コメント

昨日の予選が雨で延期となり、土曜日早朝からの予選となりました。前日に雨が多く降ったためコースはハーフウェットでした。この状態でのダンロップタイヤのパフォーマンスがいいのはわかっていたので、早めにコースインして1周目からプッシュしていきました。タイムもどんどん上がっていく中、タイヤのたれ始めを感じたのが残り3周でした。そこでピットインしても、時間的に厳しいというというチームの判断だったのでそのまま走り続けました。このままポールをとれると思っていたら46号車にやられてしまい、惜しくも2位となりましたが、決勝はフロントローからなので、優勝目指して頑張ります。




決勝:第1レース
会場:富士スピードウェイ
日付:2011年11月12日(土)
天候:晴れのち曇り
距離:4.563 km (22 Laps / 100.386 km)
決勝結果:
 中山友貴:13位
観客動員数:23,000人

なかなかペースを上げられず13位でフィニッシュ

朝から顔を出していた太陽も、昼頃にはすっぽり雲に覆われてしまい、肌寒いくらいの富士スピードウェイにていよいよ始まったFUJI SPRINT CUP。国内レースの最高峰であるフォーミュラ・ニッポンとSUPER GTが一挙に見られるということで、大勢の観衆が見守る中、15時10分SUPER GTレース1がスタート。レース1の出走ドライバー、中山友貴は12番グリッドからのスタート。シリーズ戦とは違い、スタンディングスタート方式にてスタートが切られる。中山は無難にスタートを決めるが、なかなかペースを上げることができず最後尾まで落ちてしまう。18周目にはタイヤ交換をし、懸命に前を走るマシンを追いかけ続けるも一歩及ばず、13位でチェッカーを受けた。


チームディレクター 藤井 一三コメント

12番手からのスタートは無難にこなし2台パスしたのですが、序盤の混乱の中でまたポジションを落としてしまいました。その後、接近戦を繰り広げるも13位のままチェッカーとなりました。明日は上位からのスタートとなります。頑張ります。


中山 友貴選手コメント

スタートはうまくいき3、4台をパスし順位を上げましたが、タイヤの温まりに苦労し逆に順位を落としてしまいました。その後はなんとかペースを上げようとトライしましたが、難しい状況でした。その後、タイヤを交換するためにピットに戻り、違う種類のタイヤを履いてコースに復帰しました。最終的には13位でゴールしました。

今年最後のレースだったので、いい走りをしたかったのですがそれができず悔しいです。たくさんの応援、本当にありがとうございました。明日は道上選手をいっしょに応援しましょう。



決勝:第2レース
会場:富士スピードウェイ
日付:2011年11月13日(日)
天候:曇
距離:4.563 km (22 Laps / 100.386 km)
決勝結果:
 道上龍:13位
観客動員数:40,500人

2番グリッドからスタートするが、ペースがあがらず最後尾へ後退。残念な結果に

華々しいFUJI SPRINT CUP 2011を締めくくるのは、SUPER GT決勝レース2。

Epson Nakajima Racing の出走ドライバーは道上龍。15時25分、2番グリッドから決勝スタート。昨日に引き続き、22周回のスタンディングスタート方式で行なわれるこのレース。混戦の中、1周目こそ順位をキープしたが、その後はなかなかペースを上げることができずに最後尾まで後退してしまう。懸命に追いかけるもペースは上がらず、そのままチェッカーを受けた。


チームディレクター 藤井 一三コメント

せっかくの2番手グリッドからのスタートだったのですが、あまりにもパフォーマンスが低すぎました。道上が懸命にドライブしてくれましたが、残念な結果に終わりました。来シーズン開幕までに全力でパフォーマンスをアップしていきます。 1年間ありがとうございました。


道上 龍選手コメント

2番手からスタートし、1コーナーでポジションをキープしクリアをしていきました。タイヤのグリップが悪くペースを上げることができず、まったくレースをすることができませんでした。つらいレースでしたが1周1周をタイヤの状況を感じ取りながら、何が悪いかということを考えながら、チェッカーまで走り切りました。来シーズンに向けてタイヤパフォーマンスを上げられるようにシーズンオフも全力で頑張ります。何としても来シーズンは良い結果を出し続けたいと思います。


総監督 中嶋 悟コメント

残念ながら今シーズンの我々の弱い部分が出てしまう格好で、予選のポジションにかかわらずいい戦いができませんでした。来シーズンに向けて力を蓄えて戦いたいと思います。1年間多くのご声援をいただき本当にありがとうございました。



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