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Report レースリポート

2013 SUPER FORMULA RACE REPORT

第2戦 オートポリス第2戦 オートポリス

予選
会場:オートポリス
日付:2013年6月1日(土)
天候:雨
予選結果:
 #31 中嶋大祐:14位
 #32 小暮卓史:10位
 ※上記予選結果は日曜午前に実施されたもの
観客動員数 : 6,480人

梅雨入りをした九州地方、濃霧のため予選は赤旗中断に

約1カ月半のインターバルをおいて迎えた第2戦は、九州唯一の開催となるオートポリスで行われる。開幕戦では、惜しくも優勝を逃したNAKAJIMA RACINGだったが、昨年とは違う速さを見せており、勢いづけるためにも今大会もチーム一丸となり表彰台を目指す。

今週、梅雨入りをした九州地方。朝から雲が立ち込め、朝のフリー走行が始まる頃にはすっかりウエットコンディションとなった。そんな中、小暮は5番手タイム、大祐は13番手タイムで予選を迎えることに。

14時25分からノックアウト方式の公式予選が開始。ノックアウト方式の予選とは、Q1は全19台が出走し、上位14台がQ2へ進出。これの上位8台がQ3へ進出し、最終的にグリッドが決定する予選方式。
予定通りにQ1は開始されたが、朝から降り続く雨の量がますます多くなり、コースアウトするマシンが続出する難しいコンディションの中、2台は果敢にコースインしてアタックを試みようとするも、このセッション3度目の赤旗中断となる。
この時点で審査委員会において、濃霧のためこのまま予選を続行することは困難という判断がくだされ、予選は明日に持ち越されることになった。

尚、公式予選は日曜午前に35分間のタイム計測により行われる。



決勝
会場:オートポリス
日付:2013年6月2日(日)
天候:雨のち曇り
決勝結果:
 #31 中嶋大祐:リタイア
 #32 小暮卓史:リタイア
観客動員数 : 13,500人


予選に続き、決勝も霧のため赤旗終了。小暮、大祐ともにリタイアに終わる

昨日からの雨空は今日も続き、霧もすっきりしない状況のオートポリス。今朝は通常の日曜日とは異なる予選からスタート。
35分のタイム計測方式の予選で、難しいコンディションの中、全車が一斉に必死のアタックを続けて、小暮は10番手、大祐は14番手で14時45分からの決勝レースを迎えることに。

午後になっても晴れ間はないものの雨は止み、路面が乾き始めたと思われた矢先、またもやパラパラと雨が落ちて路面はウエットに。引き続きすっきりしないコンディションだったが、雨は止んだ状態でレーススタート。
10番手グリッドからスタートの小暮は、うまくスタートを決めポジションを1つ上げて、レインタイヤで懸命の走行を続ける。徐々に路面が乾いていき、7周目にレインタイヤからスリックタイヤに交換、給油を済ませてコースに復帰する。ダンゴ状態でバトルを繰り広げていた11周目、他車に接触される格好でコースから押し出され、そのままレースを終えた。

一方の14番手スタートの大祐も、スタートを切って早々に2つポジションを上げ、積極的な攻めの走りを見せながら周回を重ねる。小暮がピットインした次の周に、スリックへのタイヤ交換と給油を行い、再びコースへ。他車のトラブルなどもあり、8番手を走行。そのままレースは小康状態で展開、唯一スリックタイヤでスタートしたマシンがトップを走る中、37周目の第2ヘアピンで単独コースアウト。こちらもレースを終えてしまった。

尚、レースは52周目に霧のため赤旗中断、そのまま終了となった。


#31 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

「今回のレースは単独でラップを重ねることが多かったため、毎ラップ毎ラップ全力で走ることに集中しました。37周目のコースアウトは、コース上の濡れた部分にタイヤを落としてしまったことが原因です。
レース中は自分のポジションも含め、状況があまりわかっていなかったのですが、後からポイント圏内の8位を走行していたと聞き非常に残念に思っています。
このレースでは結果に表れませんでしたが、昨日はチームとしてセットアップを理解する上で大きな発見がありましたし、次の富士では必ず良い結果を残すことができると思っています。」


#32 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

「レインタイヤでのスタートはうまく決まりましたが、行き場がなくポジションキープとなりました。マシンバランスは悪くなく、ペースもよく走れていましたが、前車をパスするのに時間がかかる状況でした。
パスした後、その周にピットインし、ドライタイヤに交換しました。ピット作業で相手に逆転されたものの、すぐに追いつきましたが、並びかけたところで、第1ヘアピンで後続のプッシュによりスピン、レースはそこで終わってしまいました。
今回はレースの結果がどうこうというよりも最後まで走り切れていないというフラストレーションがたまるレースとなってしまいました。走り切っていれば、自分らしいレースができる自信があったので、残念で仕方がありません。今まで通り、やるべきことをやって次の富士に備えたいと思います。」


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「不安定な天候の難しいコンディションのレースウィークとなりました。天候によって、自分たちの戦略とは裏腹になった部分もあると思いますが、そこをどう戦っていくかということがチームの力であるので、次の第3戦に向けて、気持ちを切り換え万全な状態でレースを迎えられるように頑張ってまいります。悪天候の中、最後までご声援いただいた皆様に心より感謝申し上げます。次戦もよろしくお願い致します。」

※第3戦は7月13、14日に富士スピードウェイにて開催されます。




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