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Report レースリポート

2014 SUPER FORMULA RACE REPORT

第5戦 オートポリス第5戦 オートポリス

予選
会場:オートポリス
日付:2014年9月13日(土)
天候:晴れ
予選結果:
 #31 中嶋大祐:Q1:11位/Q2:13位
 #32 小暮卓史:Q1:12位/Q2:11位
観客動員数 : 6,680人

上位には食い込めなかったが、今季初の2台でQ2進出

早くも第5戦を迎えることとなり、今大会は2輪のレースも併催される「AUTOPOLIS SUPER 2&4 RACE」として開催される。今シーズンは2台揃ってポイントを獲ることができない厳しい状況が続いているが、多くの課題を解決しながら、明るい兆しも見えつつあり、1つ1つ前進していきたいところだ。

今回のフリー走行は通常の1時間に15分が追加されて行なわれ、大祐9番手、小暮15番手タイムで予選に向けた走行を終えた。曇りがちで風が冷たく感じられる気候の中、14時40分にノックアウト方式の予選が開始されたが、直後にクラッシュしたマシンがあり、赤旗が提示される。マシン回収とコース清掃を終え、15時ちょうどにQ1が再開されると2台ともアタックを始める。2台はニュータイヤを装着し懸命のアタックを見せ、大祐は11番手、小暮は12番手でQ1を通過した。15時30分から始まったQ2では、Q3進出を賭け7分間という短い時間の中、必死のアタックをしたが小暮は11番手、大祐は13番手でQ3進出は叶わず、予選を終えることとなった。


チームディレクター 立住 正幸コメントチームディレクター 立住 正幸コメント

「ようやく、今季初の2台揃ってのQ2進出となりました。2台とも順調にアタックをすることはできていましたが、タイムはライバルたちに及ばず、Q3に進出することは叶いませんでした。明日は、上位に食い込んでいけるよう粘り強いレースをしたいと思います。」


#31 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

「まだまだトップとの差は大きく、難しい状況です。さらに予選では予想外のトラブルも起きてしまい、納得のいくタイムを出すことが出来ませんでした。現在チームが原因の究明を進めてくれていますので、明日は今日よりも良い状態で戦えることを期待しています。前戦も決勝のペースは良かったので、決勝で挽回できるように頑張ります。ご声援宜しくお願いします。」


#32 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

「少しずつですが、マシンのいいところを引き出せるようになってきてはいますが、結果がなかなか思うようについてこず、本当に悔しいです。最大限の準備をして、明日のレースでは1つでも前でチェッカーを受けたいと思います。」




決勝
会場:オートポリス
日付:2014年9月14日(日)
天候:晴れ
決勝結果:
 #31 中嶋大祐:12位
 #32 小暮卓史:リタイア
観客動員数 : 14,100人

スタート直後に小暮がリタイア。大祐は完走果たすも、上位の壁は厚く

なかなか予選で上位に並ぶことができず、結果として決勝レースでも苦戦が続いているNAKAJIMA RACINGだが、諦めることなくなんとかいいレースをして、1つでも前のポジションでチェッカーを受けたいところ。30分間のフリー走行を終えると、14時45分のレーススタートに備え、メンテナンスを施し、いよいよスターティンググリッドにマシンを並べる。

小暮は11番グリッド、大祐は13番グリッドからスタートを切る。スタート直後、行き場を失くした31号車の大祐が32号車の小暮を押し出す格好となり、小暮はコースアウトしてコンクリートウォールに接触、そのままマシンを止める。一方の大祐はマシンにダメージを負いながらも、走行を続けていくことに。大祐は16番手まで順位を下げたものの、半分の23周を終える頃には14番手まで順位を戻し、その後も淡々と粘り強く前を追いかける展開が続き、こう着状態となったままレースは進んでいく。そして、残り4周を切ったところで1台がピットイン、さらに前を走るマシンをオーバーテイクし、ポジションを2つ上げ12番手にポジションアップ、そのままチェッカーを受けた。


#31 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

「今回は普段と異なりピットストップのないレースだったため、スタートがいつも以上に重要でした。狙い通り良いスタートを切ったのですが、前の2台に挟まれる形で接触してしまいほぼ最後尾までポジションを落としてしまいました。そこからはなかなか自分のペースで走れず、とても厳しいレースになりました。終盤にようやく1台をパス出来ましたが、それが精一杯でした。不本意な内容でしたが、収穫もあったので次戦はポイントを獲得出来るように精一杯頑張ります。 」


#32 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

「悔しいの一言に尽きます。ここのところの流れの悪さを象徴したレースとなった気がします。気持ちを切り替え、残る2戦に向けて全力を尽くしたいと思います。」


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「上手くいかない時には、こういうことが起こりうるので特に注意をしなければならないと思っていたのですが、裏目に出てしまい非常に残念です。予選のポジションが下位に沈んでしまうことがアクシデントの引き金になっていると思いますので、やはり速さを追究していくことに集中しなければならないと思います。残り2戦、引き続き全力で取り組んでまいりますので、次戦も宜しくお願い致します。今大会も多くのご声援をありがとうございました。」

※第6戦は9月27、28日にスポーツランド菅生にて開催されます。




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