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Report レースリポート

2014 SUPER FORMULA RACE REPORT

第6戦 スポーツランドSUGO第6戦 スポーツランドSUGO

予選
会場:スポーツランドSUGO
日付:2014年9月27日(土)
天候:晴れ
予選結果:
 #31 中嶋大祐:Q1:11位/Q2:10位
 #32 小暮卓史:Q1:14位/Q2:出走せず
観客動員数 : 6,200人

大祐はトップと僅か0.4秒及ばず10位。小暮はエンジントラブルにより予選を終える

いよいよ残りもあと2戦となった今シーズンのSUPER FORMULA。2週間前のオートポリス戦では、レーススタート直後のアクシデントで小暮がリタイア、大祐も12位となかなか上位に進出できない状況が続いているが、なんとかチーム一丸となって、これを打破して上位でチェッカーを受け、気持ちよく終盤戦を戦っていきたいところだ。

金曜に行なわれた1時間の練習走行から好調の兆しを見せていた小暮は、予選前のフリー走行で5番手タイムをマーク、予選に向けた確認走行を繰り返した。一方の大祐は14番手タイムでフリー走行を終え、走行データを活かしてうまく予選に臨みたいところ。
13時10分に開始されたQ1。開始後、すぐに2台ともコースイン。それぞれユーズドタイヤで確認をして、小暮3番手、大祐14番手でピットに戻る。ニュータイヤに交換後、再度コースインをしてアタックを試みようとしたが、コースアウト車両が発生し、赤旗中断となる。再開後、残り約7分となったところで、最終アタックを開始するが、小暮車のエンジンから白煙が出て、マシンをコースサイドに止めることに。エンジントラブルが発生し、そのまま予選を終えることになってしまった。それ以前に出していたタイムで6位となり、Q2へ出走できることになったものの、マシンの修復は不可能で、14番手から明日のレースを戦うこととなった。一方の大祐は、11番手タイムをマークし、Q2への進出を決め、そのQ2では1秒内に全車がひしめく熾烈な争いとなるが、トップのマシンから僅か0.4秒及ばず10位で予選を終えた。


チームディレクター 立住 正幸コメントチームディレクター 立住 正幸コメント

「小暮はいい走りを見せていただけに、本当に悔しい結果となってしまいました。大祐も混戦の予選で健闘を見せていましたが、Q3に進出することはできず予選を終えました。2台とも後方からのレーススタートとなりますが、1つでも多くポジションを挽回できるよう万全の準備を進めたいと思います。」


#31 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

「ドライビングの面でもセットアップの面でも色々なことをトライしたのですが、走行開始時点での遅れを取り戻し切れませんでした。セットアップについては32号車を参考にして変更した部分もあるのですが、想定したような変化が見られていないので明日に向けて原因を探る必要があります。明日はポイント獲得のチャンスも十分にあると思いますので、精一杯頑張ります。」


#32 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

「成す術なく予選を終えてしまい、非常に残念です。今日のことはもう過去のこととして、明日は気持ちを切り替えて1つでも上のポジションでチェッカーを受けたいと思います。」




決勝
会場:スポーツランドSUGO
日付:2014年9月28日(日)
天候:晴れ
決勝結果:
 #31 中嶋大祐:5位
 #32 小暮卓史:10位
観客動員数 : 11,000人

残り15周のところで順位を上げ、大祐5位小暮10位でチェッカー

昨日の予選を14番手で終えた小暮だったが、予選後のエンジン交換により決勝レースのグリッドは10グリッド降格となったため20番グリッドからのスタートとなった。午前中に行なわれたフリー走行では大祐17番手、小暮13番手と確実に確認を終え、14時15分のレーススタートを迎えた。

予定通り15時にスタートが切られたが、直後の1コーナーで3台のマシンが絡むアクシデントが発生し、セーフティーカーが導入される。コース清掃後、5周目にレース再開。9周目には小暮はピットインをして、タイヤ交換と給油を行なった。15周目にクラッシュがあり、再度セーフティーカーが入ったため、ここで一気にほとんどのマシンがピットインを行なった。このタイミングで大祐もピットインを行ない、左側のタイヤ2本交換と給油を終えて、マシンはコースに戻った。順位が落ち着いた23周頃には、大祐7番手、小暮13番手で前を追いかけていく。この順位のまま、しばらく小康状態が続くが、2台はなんとか前に出たい一心でプッシュを続けていくが、ポジションは変わらない。残り15周を切って、給油のためピットインをするマシンがあり大祐は5番手に、小暮も10番手にポジションアップ。このままの順位で68周回を走り切り、チェッカーを受けた。


#31 中嶋 大祐選手コメント#31 中嶋 大祐選手コメント

「今週末は走り出しの状態が良くなく苦労しましたが、なんとかポイントを獲ることが出来て良かったです。レース中はメカニックがピットストップを頑張ってくれて助かりました。レース中、マシンの調子は良かったのですが、セットアップについてまだ完全に理解出来ているわけではないので、鈴鹿向けて改めてエンジニアと準備を進めていきます。」


#32 小暮 卓史選手コメント#32 小暮 卓史選手コメント

「最後尾からのスタートでしたが、10位という結果が精一杯でした。予選までにマシンがよくなっていることを確信していたので、悔しいレースとなってしまいました。残りが1大会を残すのみとなりましたが、これまで通り、全力を尽くして臨みたいと思います。」


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「今季初ポイントを獲得することができました。たった4ポイントかもしれませんが、今の我がチームにとっては、とても大きな収穫となったと感じています。2台とも、波乱がたくさん起こった難しいレースを粘り強く走り切った結果だと思いますので、次戦もこの調子を継続し、チームで力を合わせて頑張っていきたいと思います。次戦が早くも最終戦となります。みなさんに喜んでいただけるレースをして、今シーズンを締めくくりたいと思っています。今大会も多くのご声援をありがとうございました。」

※第7戦は11月8、9日に鈴鹿サーキットにて開催されます。




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