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Report レースリポート

2019 SUPER FORMULA RACE REPORT

第5戦 ツインリンクもてぎ第5戦 ツインリンクもてぎ

予選
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2019年8月17日(土)
天候:晴
予選結果:
 #64 アレックス・パロウ:PP
 #65 牧野任祐:14位
観客動員数 : 17,500人

コースレコードでパロウが2戦連続のポールポジションを獲得!

早くも残りが3戦となった今シーズンのSUPER FORMULA。第4戦ではアレックス・パロウがデビュー4戦目でポールトゥウインを成し遂げ、チームに9年ぶりの優勝をもたらした。灼熱のツインリンクもてぎで行なわれる第5戦も勢いをそのままに、2台揃って上位フィニッシュを目指し、まずは公式予選に臨む。

予選日のツインリンクもてぎは予想通りの猛暑に見舞われ、ドライバーにとってもチームスタッフにとっても厳しいコンディションのなかの公式予選となった。

Q1では、64号車アレックス・パロウは3番手タイムでQ1を通過したものの、牧野任祐は好調な走りを見せていたにもかかわらずアタックラップ中のミスが響き、14番手タイムでノックアウトとなる。続くQ2もパロウは3番手で通過をして、いよいよQ3を迎える。

Q3が開始して残りが3分半となったタイミングで、パロウはコースインをして早速アタックにかかる。パロウは1分31秒442のコースレコードタイムをマークし、2戦連続のポールポジション獲得となった。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「パロウはノッていますね。牧野はQ1のアタックでセクター3まではいいタイムを出していたのですが、最後の最後にミスがあり、残念な結果になってしまいました。速さは申し分ないので、明日の決勝レースで挽回してくれるだろうと思います。2台揃って、いいところにいけるように万全を期したいと思います」


#64 アレックス・パロウ選手コメント#64 アレックス・パロウ選手コメント

「We came here with really high motivation from Fuji. We worked really hard to prepare for Motegi. We maximized and improved a lot for this race, so I am really happy. I know we have a really good car also on the race condition, so with good strategy and good first lap, we will try to win.」

「富士に引き続きとても高いモチベーションを持ってここに来ました。もてぎに向けて、本当に一生懸命にやってきました。このレースのためにそれを最大限に生かし改良を行なってきたので、本当に嬉しいです。レースでも良い戦略で、1周目を上手く走って、勝ちたいと思います」


#65 牧野任祐選手コメント#65 牧野任祐選手コメント

「朝のフリー走行後に車の調整を行い、予選はミディアムの新品タイヤで走り始めました。感触も良かったのですが、それから車に不具合が出てしまい、ベストタイムを出すチャンスを逸してしまいました。車のポテンシャルは高いので、原因を探し出して、明日のレースでベストを尽くしたいと思います」




決勝
日付:2019年8月18日(日)
天候:晴
決勝結果:
 #64 アレックス・パロウ:4位
 #65 牧野任祐:リタイア
観客動員数 : 19,500人

灼熱のレース! 奮闘するが、惜しくも表彰台を逃す。

酷暑が続くツインリンクもてぎ。決勝日は気温37℃、路面温度49℃のコンディションの中、14時15分にスタートを切る予定だったが、複数のマシンがエンジンストールをしたため、2度目のフォーメーションラップが行なわれ、1周減算となる51周回で争われることに。

14番手スタートの牧野は、オープニングラップを終えると16番手に。少しずつ差を広げられながらも、懸命に前を追いかけていた7周目の最終コーナーでマシンの挙動を乱してスピン、マシンを止めてここでレースを終えることに。

一方のポールスタートのパロウはうまくスタートを決め、トップを死守してオープニングラップを終える。そこから後続を引き離しにかかるも、2番手のマシンがぴったりと引っ付くかたちで周回を重ねていく。順位が動いたのは23周目、2番手のマシンにパスを許してしまう。そこから少しずつ差を広げられ、逆に3番手のマシンにも迫られる苦しい展開が続くなか、38周目の終わりにピットインをして、ソフトタイヤからミディアムタイヤに交換と給油を行ない3番手でコースに復帰する。41周目にトップを走っていたマシンがピットインを行なったが、そのマシンが2番手に戻ったためパロウは3番手キープとなる。44周目には3番手争いが激しくなり、パロウは1つ後退して、4番手でチェッカーを受けた。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「本番のパフォーマンスが足らなかったと感じていますが、パロウは頑張ってポイントを獲得することができました。残り2戦、今年の勢いを潰さず、また頑張っていきたいと思います。暑い中のご声援を本当にありがとうございました。次戦もよろしくお願いします」


#64 アレックス・パロウ選手コメント#64 アレックス・パロウ選手コメント

「It was a hard race. We made a great start and had a good first couple of laps, but others had a better pace and were quicker. I tried to push a little more, but I could not maintain the pace and got overtaken. I am still happy to finish as the first Honda and we are closer to P1 in the championship.」

「大変なレースでした。素晴らしいスタートが切れ、最初の数周回は良かったのですが、他の選手の方がペースも良く速かったです。もう少しプッシュしようとしましたが、ペースを維持できず、追い越されてしまいました。しかしホンダの中では1番でフィニッシュでき、選手権では1位に近づいたので嬉しいです」


#65 牧野任祐選手コメント#65 牧野任祐選手コメント

「結果的には残念ながら最終コーナーでスピンをして再スタート出来ずにレースを終えてしまいました。週末を通して少し流れが悪かったように思えますが、車のポテンシャルは高く、速さはあるので、原因を見つけ出し、次に向けて腐らずにしっかりやっていきたいと思います」


※次戦は9月28日・29日に岡山国際サーキットで行なわれます。



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