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Report レースリポート

2020 SUPER FORMULA RACE REPORT

第1戦 ツインリンクもてぎ第1戦 ツインリンクもてぎ

予選/決勝
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2020年8月30日(日)
天候:晴
予選結果:
 #64 牧野任祐:15位
 #65 大湯都史樹:4位
決勝結果:
 #64 牧野任祐:9位
 #65 大湯都史樹:15位
観客動員数 : 4,800人

約5ヵ月遅れの2020シーズン開幕戦!2台とも完走し、2ポイントを獲得。

新型コロナウイルスの感染拡大の影響を受けて、約5ヵ月遅れの開幕を迎えた2020シーズンのSUPER FORMULA。政府のイベント開催に関するガイドラインに則り、5,000人を上限とする観客を入れて開催されることに。感染防止の観点から、土曜にフリー走行、日曜に公式予選と決勝レースが行なわれる通常とは異なるスケジュールに変更され、さらにはレース距離の短縮によりレース中のタイヤ交換義務はなくなり、給油は禁止となっている。今シーズンのTCS NAKAJIMA RACINGは64号車に昨年から続投となる牧野任祐、65号車は期待のルーキー大湯都史樹を起用し、若い2名のドライバーとともに戦っていく。

公式予選は酷暑のなか、10時50分にQ1のAグループがスタート。Aグループでの出走となった大湯はまずは4番手タイムでQ1を突破し、Q2でも8番手でルーキーながらホンダ勢で唯一のQ3進出を決める。Q3でも他と遜色なくアタックを行なった大湯は4番手を獲得。決勝レースは2列目からのスタートとなる。一方のBグループ出走の牧野は、Q1で惜しくも8番手タイムとなり、ここで予選を終え、15番グリッドからのスタートとなった。

猛烈な暑さが続くなか、14時15分に35周のレースがスタート。4番グリッドスタートの大湯はオープニングラップのせめぎ合いで他車と接触があり、フロントウィングを損傷し、ピットに戻る。修復後はコースに戻ったが周回遅れで、ペースは悪くなかったものの最初のアクシデントの影響が大きく15位フィニッシュとなった。一方の15番手スタートの牧野はオープニングラップで2つポジションを上げ13番手で周回していくことに。前との差は大きくないものの、オーバーテイクをするには至らず我慢の走行が続く。20周を過ぎると、前を走るマシン同士のトラブルやアクシデントが発生し、少しずつポジションを上げていき9番手へ。そのままの順位で35周を走り切りチェッカー。開幕戦で2ポイントを獲得した。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「大湯は予選から順調でスタートも悪くはなかったのですが、その後のポジション取りがうまくいかず接触してしまいました。苦しいレースになったものの、ペースは負けていないので、次戦もこの調子で頑張っていければと思っています。牧野のほうは予選がうまくいかず後方スタートでしたが、我慢のレースでポイントゲットとなったので、次戦に向けては予選でもう少し前へいけるようにすることを第一の課題として準備を進めていきます。最後になってしまいましたが、みなさんの感染防止対策のご協力のおかげで無事に開幕戦を終えられたことに感謝を申し上げます。そして、引き続きのご協力をどうぞよろしくお願いいたします。」


#64 牧野任祐選手コメント#64 牧野任祐選手コメント

「今週末は持ち込みの状態からバランスに苦労していましたが、それでもQ3には残ることができると思っていたので自分自身でも予選結果には驚きました。思っていた以上にトヨタ勢が速かったこともありますが、自分たちも思っていた方向に行きませんでしたね。決勝のペースも良くなく、前のクルマに追いつけずに厳しい状況になりました。想像していたよりも厳しいレースウィークになりましたが、これからデータをしっかり分析して、次戦の岡山までに色々と考えて準備をして、いい結果を残したいと思います。」


#65 大湯都史樹選手コメント#65 大湯都史樹選手コメント

「決勝のスタートは、自分としてはそれほど悪いスタートではなかったのですが、イン側がダスティな分アウト側のマシンに抜かれてしまいました。そこは悔しいです。その後、接触からフロントウィングを破損してしまい、いったんピットに戻りましたが、タイヤは換えることなくコースに戻って、そこから先はいいペースで走ることができたと思います。ただ、そうはいってもトップを走っていた平川選手やKONDO RACINGの2台に比べるとまだまだ足りていません。まずは決勝ペースを改善することを考えていきたいです。方向性は何となく見えているので、次戦も期待してもらえたらと思います。」


※次戦は9月26日・27日に岡山国際サーキットで行なわれます。



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