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2020 SUPER GT RACE REPORT

第4戦 MOTEGI GT 300km RACE第4戦 MOTEGI GT 300km RACE

予選
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2020年9月12日(土)
天候:曇
予選結果:5位
観客動員数 : 無観客開催

ドライでは抜群の速さを見せ、予選5番手で決勝に臨む

前戦鈴鹿大会ではポールポジションを獲得し、決勝でも4位フィニッシュで今シーズン初ポイント獲得となったModulo Nakajima Racing。ツインリンクもてぎで開催される第4戦は、鈴鹿戦同様に暑さの中でのバトルが予想されるが、さらに上のポジションを目指してチーム一丸となってまずは公式練習に臨む。

予選日の天候は朝から不安定そのもので、パラパラと雨が落ちたかと思えば少し空が明るくなるという微妙な中ではあったが、気温は予想より低く、どちらかと言えば過ごしやすい1日となった。公式予選Q1が始まる頃にはパラパラと細かい雨が落ちながらも、路面はほぼドライコンディション。まずは大津弘樹がアタックを担当する。大津は計測4周目にベストを更新し1分37秒598の2番手タイムで2戦連続のQ1突破を決めた。

相変わらずの不安定な天候の中、Q2がスタート。アタックを担当する伊沢拓也はQ2開始後すぐにコースイン。すると雨が落ち始め、ドライタイヤでは難しいコンディションになり、8台全車が即座にウエットタイヤに交換。伊沢もウエットタイヤを装着して再びコースイン、残り時間5分半でアタックを開始する。徐々に路面が乾き出した影響もあり1分46秒569の5番手で決勝レースに臨むことになった。


総監督 中嶋 悟コメント

「ドライだったら・・・と思わざるを得ない内容のQ2でした。こればっかりはどうしようもないことなので、いい流れに乗ってドライでいいレースがしたいですね。」


伊沢 拓也選手コメント

「鈴鹿に続いて朝からドライタイヤで好調でしたが、自分の担当のQ2では他車と同じくウエットタイヤに交換してのアタックとなりました。終わってみれば、ドライでそのまま行っていれば…という悔しい内容になりました。ただ、ポジションは悪くないですし、ドライのスピードは本当に速いので、明日もスピードを持って戦いたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「前回に続きドライでの調子は良さそうだったので、Q1では本当はトップタイムを取りたかったですが、2番手となりました。雨の降る難しいコンディションで悔しさもありますが、ポテンシャルが高い状況を維持して決勝では表彰台を目指して頑張りたいと思います。」



決勝
日付:2020年9月13日(日)
天候:曇
決勝結果:10位
観客動員数 : 無観客開催

ロングランに課題を残しつつも、貴重な1ポイントを獲得

曇り空の下、ドライコンディションで63周の決勝レースがスタート。スタートドライバーを務めた伊沢は、オープニングラップで2つポジションアップして一気に3番手に。そこから前2台に対して、付かず離れずで走行していくが、10周を過ぎるとコースのあちこちでアクシデントが多発し、セーフティーカーが導入される。15周目にはリスタートが切られ、バトルが再開。伊沢は徐々にタイヤが厳しい状況になっていく中、懸命のブロックを試みながらもポジションを落とすことになり20周が終わる頃には5番手に。その後もつらい周回が続き24周目の終わりにピットインを行なう。

交代した大津がコースに復帰。このタイミングでピットインを行なうマシンが続き、500クラスのすべてのマシンのピットインが終わった頃には5番手を走行。その後、10周もすると大津も苦しい状況になりつつ、なんとか堪えて走行を続けるが36周目には8番手までポジションダウン。さらに後ろに迫られ厳しい状況が続き、39周目に2度目のピットインを行なってタイヤ交換のみを行ないコースに復帰。12番手ながら好タイムで周回をしていく。46周目にコース上に落下物が発生したため2回目のセーフティーカーが入る。再開後は残り10数周の激しいバトルが繰り広げられ、最後の周で大津は前を捉えることに成功し10位に滑り込み、貴重な1ポイント獲得となった。



総監督 中嶋 悟コメント

「レースの3分の1くらいまでは流れがいいのですが、まだロングランの部分で弱いところがありますね。今日の最後の1点は大きかったですが、今回の課題を持ち越さないようにしっかりと改善して次の富士に臨みたいと思います。今大会も多くのご声援をありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「スタートで2つポジションを上げて、しばらくはペース良く走れましたが、その後の展開は鈴鹿同様につらい周回になってしまいました。鈴鹿でももてぎでも速さがでてきたので、あとはレースで強く戦えるようにという目標に切り替えて次に向けて頑張っていきたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「交代した直後はタイヤのウォームアップがよかったので追い上げられたのですが、徐々に厳しい状況になってしまいました。2回目のピットインはタイミングがよかったので、最後の最後に1つポジションアップしてチェッカーを受けることができました。予選では速さを見せられているので、あとはレースでどれだけペースよく走れるかということなので、今後もいろいろ試して積み重ねることで上位を狙っていけるようにしたいです。」

※次戦は10月3日・4日に富士スピードウェイで行なわれます。



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