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2022 SUPER GT RACE REPORT

第5戦 SUZUKA GT 450km RACE第5戦 SUZUKA GT 450km RACE

予選
会場:鈴鹿サーキット
日付:2022年8月27日(土)
天候:曇
予選結果:13位
観客動員数:9,000人

SUPER GTも後半戦に突入。得意としている鈴鹿大会で流れを変えるべく挑む。

SUPER GTは全8戦の残りレースが4戦となり、後半戦に突入。今大会も第4戦に続き、通常より長い450kmで行なわれ、給油のためのピットイン2回が義務付けられる。ポイントが獲れそうで獲れない厳しいレースが続くModulo Nakajima Racingだが、ここ数年得意としている鈴鹿大会で何とか流れを変えたいところ。

予選日は曇ってはいるものの気温は30℃を超え、蒸し暑い1日となった。午前中に行なわれた公式練習では予選に向けたセッティングを進めて7番手で終え、いよいよ公式予選に臨む。Q1を担当するのは伊沢拓也。伊沢は数台と連なってコースインし、タイヤをウォームアップしていく。計測3周目にアタックするが、まだタイヤを温めている他のマシンに先を阻まれる格好で思うようにアタックができない。結果13番手タイムとなり、ここで予選を終えた。


総監督 中嶋 悟コメント

「残念ながら期待が外れる結果となってしまいました。明日に向けてできることをやって、決勝でベストを尽くせるようにしたいです。450kmの長いレースですが、諦めずに頑張ります。」


伊沢 拓也選手コメント

「アタックのタイミングでほかの車両に引っかかってしまい、そこのロスタイムが響いてしまいました。ただ、朝からあまり調子が良かったということでもなく、ロスがなくてもトップタイムには届かなかったかもしれません。明日のレースは450kmと距離が長いですが、うまく組み立てていかないと前との差も広がっていってしまうので、なんとか食らいついていけるよう、みんなで頑張ります。」


大津 弘樹選手コメント

「公式練習の最後にある専有走行は僕が走行しましたが、思うようなアタックができずにセッションのトップタイムに届きませんでした。予選でも、伊沢選手のアタックがほかの車両に引っかかっていいタイムを出せず、狙っていた鈴鹿でとても悔しい予選になりました。明日は距離も長いので、しっかりと走り切れるように準備して臨みたいと思います。」



決勝
日付:2022年8月28日(日)
天候:晴
決勝結果:12位
観客動員数:16,500人

ペースよく追い上げるも、セーフティーカーのタイミングに勝敗を分けられる結果に。

これまで真夏の鈴鹿レースと言えば猛暑を連想するところだが、この日の鈴鹿は幾分か涼しめとなったが、午後になると徐々に気温が上昇し30℃に迫る。

Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーを担当した伊沢は三重県警先導のパレードラップ、フォーメーションラップを終えてスタートを切る。伊沢は上々のスタートを切り、一気に2ポジションアップでオープニングラップを終える。そのポジションで周回していき、18周目に1回目のピットインを行ない、ピット作業を済ませてドライバーは伊沢のままでコースに戻る。30周を過ぎる頃には13番手を走行、ピットインをするマシンが続き、前に出ることに成功し12番手。その後、全車が1回目のピットインを終えると10番手に。さらには前のマシンを捉えて9番手に浮上し、順調にポジションを上げて周回していく。伊沢は42周目に2回目のピットイン、ここで大津にドライバー交代を行なう。14番手となるがペース良く周回をしていく大津は、ピットインをするマシンの前に出ることに成功し、少しずつポジションを上げていき、数周すると11番手に。

残り周回が30周を切った頃、300クラスのマシンにクラッシュが発生したことで、セーフティーカーが導入される。このセーフティーカーのタイミングが2回目のピットインを終えているマシンと終えてないマシンの勝敗を分けることになり、ポジションが大きく動く。大津はトラブル車両があり10番手となり、なんとかポイントを獲得できるポジションを走っていたが、残り9周というところで、後続が迫り10番手争いが展開された末にコースオフ。残念ながらポジションを落とし12位チェッカーとなった。



総監督 中嶋 悟コメント

「決勝はペースがよく、タイヤも十分に勝負できる状況でしたが、セーフティーカーが入ったタイミングが自分たちにとってはよくなかったようです。非常に残念な結果になってしまいましたが、次戦に向けてしっかりと準備をして、万全な体制で上位争いができるようにしていきたいと思います。暑い中、たくさんのご声援をありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「今回のレースはペースがとてもよく、ポイントを獲れるところまで追い上げることができましたが、セーフティーカーが入ったタイミングと自分たちがいた場所が悪く、それが大きく影響してしまいました。争っていた相手を考えると、トップ5ぐらいには入れたのではとも思うので、非常に残念な結果です。まだポイントを獲れていないので、次戦は確実に大量ポイントを獲る必要があります。今回の内容は非常に良かったので、期待して臨みたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「他のクルマと比べてもペースに遜色はなく、いい状況で走れていましたが、セーフティーカーのタイミングが僕たちにとって悪かったです。また、自分自身のスティントではシケインで36号車と争っているときにコースオフしてタイムを落としてしまい、もったいなかったです。ウェイトが軽い状態で挑む次戦はチャンスがあると思うので、なんとか前に行けるよう準備していきたいです。」

※次戦は9月17日・18日にスポーツランドSUGOで行なわれます。



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