Report レースリポート
第10戦 富士スピードウェイ
会場:富士スピードウェイ
日付:2025年10月12日(日)
天候:曇
観客動員数 : 26,400人
予選結果:
#64 佐藤蓮:6位
#65 イゴール・オオムラ・フラガ:2位
決勝結果:
中止
好位置から挑むはずの決勝が濃霧で中止に。次戦こそ実力を証明する舞台へ。
第10戦が行なわれる日曜は前日の雨が残らず、曇りながらドライコンディションで公式予選がスタートする。Q1はAグループでフラガが出走し2番手でQ1突破、Bグループでは佐藤が出走し4番手で同じくQ1突破を決める。Q2では、フラガは自己最高位となる2番手を獲得、佐藤は6番手となった。
午後3時に決勝がスタートする予定だったが、コースは濃い霧に包まれ、ほんの少し先も見えないほどのコンディションに。スタート時刻を遅らせる措置が取られて待機時間が続いたが、天候の回復は見込めず、決勝はキャンセルとなった。
「2日続けて天気には勝てず・・・残念ですが、レースは中止となってしまいました。残りのレースが鈴鹿のみとなりましたが、 調子は上向きに感じていますので、これを保って鈴鹿で今シーズンのいい締めくくりをしたいと思います。天候が悪いなか、たくさんのご声援をありがとうございました。」
「2人ともいいタイムでQ1を通過し、Q2ではイゴール選手が2番手、佐藤選手は6番手と、上位につけることができました。2台揃ってポールポジション争いができるところに入れていたので、決勝レースを非常に楽しみにしていたのですが、今日も悪天候で残念ながらレースができる状況ではありませんでした。今回走れなかった1戦がどういう処理をされるのかはまだ分かりませんが、もう今シーズンも次の鈴鹿大会が最終戦なので、今回の調子の良さを維持したままレースを迎えられるようにしっかりと準備したいと思います。」
「Q2はウォームアップのタイミングというか、位置取りがうまくいかずにセクター1でのロスが大きかったので、そこをちゃんと合わせられればポール争いに加われたと思うと残念です。イレギュラーなコンディションのなかでうまくいきませんでした。予選に関してはいい部分がたくさんありましたが、決勝レースのセットが確認できなかったので、実際に走ってみたらどうだったんだろうという思いがあります。その答えを出せるよう、鈴鹿に向けてしっかり準備していきたいと思います。」
「今回の予選は、とてもいい手ごたえがあっただけにポールポジションを獲れず非常に悔しかったです。富士大会に向けていろいろと考えてクルマを仕上げてきたのですが、それがいい効果を発揮したことは実感できました。課題だったところも、ライバルに比べて悪くなかったですし、予選での良さはきちんと見えたので、なおのことレースを走りたかったですね。残念ですが、仕方のないことだと思います。今回検証できなかった決勝レースでのポテンシャルは鈴鹿で確認したいと思います。」
※次戦は11月22日・23日に鈴鹿サーキットで開催されます。




