Report レースリポート
第5戦 SUZUKA GT 300km RACE
会場:鈴鹿サーキット
日付:2025年8月23日(土)
天候:晴
予選結果:6位
観客動員数:19,000人
シーズン折り返しの鈴鹿、伊沢がQ1突破!大草が果敢なアタックで6番手獲得
SUPER GTは8月2戦目となる第5戦が鈴鹿サーキットで開催される。全国的に猛暑が続き、この週末も酷暑の中でのレースが予想されるが、夏休み最後のイベントを楽しむために多くの家族連れが来場し盛り上がりを見せた。Modulo Nakajima Racingとしては、シーズン折り返しとなるこの大会に力が入るが、いつも通りベストを尽くして上位を目指したいところ。
朝から気温30℃を大きく超える灼熱のもと、フリー走行を終え公式予選の時間を迎える。Q1でアタックを担当するのは今シーズン限りでGT500の活動を終了することを発表した伊沢拓也。伊沢のアタックは7番手タイムでQ1を突破。Q2では大草りきがアタックをして6番グリッドを獲得した。
「第5戦、とても暑い中、予選が終わりました。6位で、我々としては安定してきていると感じています。本当に暑いので観ているほうも大変ですが、明日もベストを尽くして頑張りたいと思います。」
「最後の鈴鹿などと考える余裕もなく朝の公式練習からちょっとバタバタしてしまいました。正直なところ、Q1を突破できる自信はなかったのですが、いろいろとセットアップを考えて対策した結果がうまくいって、なんとか大草選手にバトンを渡せたのは良かったです。セットアップが変わっていく中で、不確定要素を作らない方がいいんじゃないかと、Q2に向けてはコンサバな方向で進めていきました。もう少しタイムが上がることを予想していれば他の方法もあったかなとは思いますし、大草選手は悔しかったと思いますが、1日を通して考えれば、いい予選になったと感じています。テストではロングランが非常に良かったので、その再現ができればチャンスはあると思うものの、そのテストには全車が揃っていたわけではないですし、レースウィークになれば今日の予選の様に速いクルマが出てきます。なんとかいいポジションでゴールしたいです。」
「最近の予選の流れで考えると、もう少し行きたかったという悔しい思いがあります。公式練習からバタついてしまっていて、その結果Q1では伊沢選手にぶっつけ本番でセットを試してもらうような形になってしまいました。公式練習の時点でそこまで進められていれば……というところは、次戦に向けての反省点です。他車のパフォーマンスは分からないですが、自分たちのレースラップはいいと思っています。予選での一発の速さにしても、事前に想定していたところよりは良かったので、さらに手ごたえを持っている決勝は楽しみです。」
日付:2025年8月24日(日)
天候:晴
決勝結果:7位
観客動員数:29,000人
猛暑の鈴鹿決勝、伊沢が粘り大草が猛追!最後にオーバーテイクし7位フィニッシュ
前日に続き猛暑に見舞われ、レースが始まる15時半を過ぎても30℃を超えるコンディションのなか、52周の決勝レースがスタートを切る。Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーは伊沢。スタート後、スピンしたマシンがあり1つポジションを上げて5番手で走行していく。5周目には、コースアウトしたマシンがあり、セーフティカーが入る。10周目にレースは再開。そのタイミングで1台にパスされ6番手に戻ったが、伊沢は集中力を切らすことなく担当スティントを走り切り18周目にピットインを行ない大草にドライバー交代をする。大草はポジションを上げながら着々と周回を重ね、レースの半分が終わる頃には9番手に。残り5周となった頃、タイヤバーストしたマシンから破片が散らばりフルコースイエロー(FCY)が出され、翌周には解除となる。終盤に入っても、気温、路面温度とも高く、過酷な状況のなか、大草は最終ラップ寸前にも1台をパスしてみせ、最終的に7位フィニッシュとなった。
「暑い、暑いレースが終わりました。結果は7位、前半は伊沢がポジションを守り、後半は大草がバトルをするという連携ができ、チームの力で得た結果だと感じています。7位とはいえ、気分はいいです。猛暑で大変な観戦になったと思いますが、たくさんのご声援をありがとうございました。」
「想像していたよりペースが上がらないタイミングがあったりして、セーフティカー明けに1つ順位を落としてしまいましたが、そこから大きくペースが落ちてくることはありませんでした。スタートからゴールまで通して、レースをしたなという感触はありますが、他メーカーのピット作業が非常に速く、そういう部分は今回負けていたと思います。ただ、自分たちが持っているものは出し切りましたし、鈴鹿で言えば僕が64号車に入ってから一番いいレースができたんじゃないかなと感じています。SUGOも狙っていくしかないと思っています。」
「個人的には、途中で38号車を抜けなかったのは悔しいですが、いいレースができていたと思っています。今まで課題だったGT300クラスのトレインもうまくかわせましたし、出来る限りのことがやれました。もっと上の順位でゴールしたかったという思いはありますが、自分たちができる100%は出せたので、この流れをしっかりとキープして次戦に臨みたいですし、そうやってどんどん改善していった先で、最後は勝ちたいですね。」
※次戦は9月20日・21日にスポーツランドSUGOで開催されます。




