Report レースリポート
第6戦 富士スピードウェイ
会場:富士スピードウェイ
日付:2026年7月18日(土)
天候:曇/雨
観客動員数 : 22,700人
予選結果:
#64 佐藤蓮:10位
#65 イゴール・オオムラ・フラガ:14位
決勝結果:
#64 佐藤蓮:13位
#65 イゴール・オオムラ・フラガ:6位
不安定な天候に見舞われた富士で、フラガが8ポジションアップの6位入賞、佐藤は13位。
明日の2レースで、2台そろっての上位フィニッシュを誓う。
鈴鹿大会から約2カ月。今回の富士大会も2レース制で開催される予定だったが、悪天候のためキャンセルとなった第3戦の代替レースが行なわれることになり、2日間で3レースが開催されるスケジュールが組まれた。PONOS NAKAJIMA RACINGの2台はここまで今ひとつ波に乗り切れていないが、シリーズ中盤の大事なこの3レースでなんとしても好結果を残し、タイトル争いにも名乗りを上げたいところ。
まずは第6戦の公式予選が8時15分にスタートし、霧がかかる不安定な天候のなか、Aグループのイゴール・オオムラ・フラガがアタックをする。結果は7番手となり、ここで予選を終えてしまう。一方のBグループの佐藤蓮は3番手タイムでQ2へ。Q2も難しいコンディションのなかでスリックタイヤを履いてコースインをしたが、最終的にウェットタイヤでのアタックで10番手となった。
決勝レースは41周回で16時15分にフォーメーションラップがスタート、14番手スタートのフラガは2つポジションを上げて、10番手スタートの佐藤は3つポジションを下げてオープニングラップを終える。暗い雲に覆われて、いつ雨が降るかわからないコンディションのなか、2台は周回を重ねていく。佐藤はポジションを落としながらも何とかペースを維持して周回し、12周目にピットインを行なってタイヤ交換を済ませ21番手コースに戻る。17周目にピットインを行なったフラガは佐藤の前でコースに戻る。フラガはペースよく周回し少しずつポジションを上げていく。最終的に8ポジションアップの6位フィニッシュとなりポイントを獲得した。一方の佐藤も後半のペースに期待が高まったが、フラガとは逆にペースが上がらず13位となった。
「予選がうまくいかなかったわりには、フラガがしっかりとポイントを取ってくれたのは良かった点だと思います。一方で佐藤は、タイヤ交換後にペースが伸び悩み、ポジションを落としてしまったのは残念でした。明日も2レースありますので、今日の内容をしっかり振り返り、2台ともに上位で終えられるように引き続き頑張ります。」
「今大会を前に富士で行なわれた合同テストが非常に好調だったので、今回は勝ちに行かなければならないと考えて臨みました。昨日のフリー走行はウェットコンディションでしたが、その中で好調だったイゴール選手が、今日の予選でQ1敗退になるとは正直思っていませんでした。佐藤選手もQ1は良かったものの、Q2で伸び悩んでしまいました。決勝では、スタート後に佐藤選手が少しポジションを落としたことで2台が近い位置で走る展開になったことと、序盤に雨がぱらついたことが重なり、レースの組み立てが難しくなりました。周囲が様子見の状況の中で、僕たちはポイント圏外にいたこともあり、少し早めのピットインを選択しました。イゴール選手はセカンドスティントのペースが非常に良く、ピットイン前は12〜13番手あたりを走行していたところから、6番手までポジションを上げてくれたのは大きな収穫でした。佐藤選手もペースが良い場面はあったのですが、タイヤ交換後は思うように伸ばすことができず、結果的にポイント圏外でのフィニッシュになってしまいました。2台体制で戦っている強みを活かし、今回のレースで見えた65号車の良かった部分を64号車にもフィードバックしていきます。明日のレースでは、2台そろって上位でフィニッシュし、この富士ラウンドをしっかりと締めくくりたいと思います。」
「昨日まで少し不調だったウェットコンディションでしたが、アジャストを加えた結果クルマが大きく変化し、それが良い方向に出たのが今日のQ1だったと思います。ただ、Q2に向けてはウォームアップのやり方やセットアップの方向性を少し間違えてしまい、その点は非常に悔しいところです。決勝では、まずスタートでクラッチのバイトが良くなく、なかなか反応しないうちに周りに飲み込まれてしまいました。雨も降ってきたこともあり、周りとは逆の戦略を採って後半の追い上げを目指しましたが、最終的にはペースが上がらず、防戦一方という展開になってしまい、ポイントも獲れずに反省点の多い一日になってしまいました。チームとしてはイゴール選手のペースが非常に良かったので、お互いの違いがどこにあったのかをしっかりと確認し、明日は強いレース内容とリザルトを残せるように臨みたいと思います。」
「昨日のフリー走行はリザルトこそそこそこでしたが、自分の中では感触が良くて、ウェットコンディションの予選に対しても大きな不安はありませんでした。ただ、いざ走ってみると雨量のわりにグリップ感がなくて、戻ってきてタイムを確認すると、やはり思っていたほどの位置には届いておらず、残念ながらQ1突破とはなりませんでした。
決勝の序盤は抜きつ抜かれつの苦しい展開でしたが、少しレースが落ち着いたタイミングでタイヤ交換をしてセカンドスティントに入ってからは、状況が良くなりました。ファーストスティントのときよりもしっかりとタイヤに熱を入れることができましたし、クリーンエアで走れたこともあって、自分たちのペースを出せたと思います。その背景には、レース序盤の苦しい中でも粘って走り切ったことがつながっているのかなと感じています。今日のレース内容は、明日のレースのベースになると思っています。一方で、今回の週末はリザルト以上に『何が良くて、何が悪かったのか』が自分の中でまだはっきりしきれておらず、そのモヤモヤが気になっています。明日はそのあたりをしっかり整理できるようなレース内容とリザルトにして、納得して週末を締めくくりたいです。」




