Report レースリポート
第8戦 スポーツランドSUGO
会場:スポーツランドSUGO
日付:2026年8月8日(土)
天候:曇/晴
予選結果:
#64 佐藤蓮:14位
#65 イゴール・オオムラ・フラガ:3位
観客動員数 : 6,400人
フラガが力強いアタックで予選3番手を獲得!
佐藤も十分な速さを見せるもQ2進出ならず。SUGOでの表彰台を目指し決勝へ。
第8戦は、4月のオートポリス大会以来となる1レース制で、スポーツランドSUGOにて開催される。前戦の舞台となった富士では、イゴール・オオムラ・フラガが今シーズン初優勝を遂げ、第7戦でも2位と健闘。一方で佐藤 蓮は不運なマシントラブルによりリタイアを喫しており、この大会では両者そろって表彰台に上がることを目標に、まずは公式予選に臨む。
予選日は朝から太陽が照り付け、暑さが厳しい1日となった。公式予選はQ1のAグループからスタート。Aグループでは佐藤がアタックを行なったが、7番手タイムで惜しくもノックアウトとなった。続くBグループではフラガがアタックし、5番手タイムでQ2へ進出。Q2ではトップと僅差の2番手タイムをマークし、Q3進出を決めた。最終セッションのQ3ではQ2のタイムを上回るアタックを見せ、3番手で予選を終えた。
「1周が短い菅生なので、あっという間に感じた予選でしたが、フラガがQ3まで進出して3番手となり、文句のない内容でした。佐藤は僅差でノックアウトとなりましたが、速さは十分にあります。2台とも明日の決勝は期待できると思いますので、上位フィニッシュを目指して頑張ります。」
「フリー走行は気温が高く、その影響もあってセットアップを煮詰めるのは簡単ではないと感じていました。クルマの状態をつかみ切れないまま予選に入りましたが、イゴール選手はQ1を本当にギリギリで突破してくれました。Q2ではいいアタックを見せ、Q3で3番手に入ることができたので、流れとしては非常に良かったと思います。一方で佐藤選手も、クルマのポテンシャル自体はイゴール選手と遜色ないレベルにありました。ただ、わずかなタイムロスが響いてQ1敗退となってしまいました。2台そろって上位に進めなかったのは非常に残念です。ただ、ここ数戦は後方グリッドからでも上位でフィニッシュできているので、クルマのポテンシャルを信じています。明日は2台そろって、できるだけいい順位でレースを終えたいと思います。」
「走り出しからクルマの調子は良く、フリー走行の途中まではかなりいい感触で走れていました。途中でフロアにダメージを負ってしまい、その影響で最後はややパフォーマンスを落とす形にはなりましたが、予選に向けては自信を持って臨める状態ではありました。午後は気温と路面温度が大きく下がりましたが、そこへのアジャストもうまくできたと思います。トップとの差はコンマ2秒でしたが、振り返るとストレートでのロスがやや大きく、それが影響したのではないかと感じています。スーパーフォーミュラの予選は本当に僅差なので、わずかな差が結果に大きく響くことを改めて実感しました。後方からのスタートになるのは悔しいですが、クルマのポテンシャルには自信があります。戦略も含めてしっかり追い上げ、ポイントを持ち帰れるように頑張ります。」
「朝の時点では、クルマに対してそこまでポジティブな感触はなく、少し難しさも感じていました。ただ、アジャストを重ねていく中で、徐々にいい状態に仕上げることができたと思います。予選の頃にはコンディションが大きく変わっていたのでどうなるかと思いましたが、まずはQ1をギリギリで突破できたのが良かったです。マシンバランスも悪くなかったので、そのままの流れでQ2に臨むことができました。Q3では、今あるものをすべて出し切る走りができたと思っています。今シーズンベストのポジションからスタートできるのはポジティブですし、予選で1ポイントを獲得できたことも良かったです。明日は優勝争いに加われるように頑張ります。」
日付:2026年8月9日(日)
天候:晴/曇
決勝結果:
#64 佐藤蓮:10位
#65 イゴール・オオムラ・フラガ:3位
観客動員数 : 17,000人
優勝争いを繰り広げたフラガは悔しい3位表彰台。
佐藤も粘り強い走りで10位入賞、2台そろってポイント獲得!
決勝日は空一面が雲で覆われていたこともあり幾分か暑さが和らいだスポーツランドSUGO。決勝のスタート進行が進む頃には、黒い雲が広がり、雨の気配が感じられるなか、51周の決勝レースがスタートを切る。
14番グリッドからスタートした佐藤は、オープニングラップで1つポジションを上げてレースを展開していく。13周目にピットインを行ない、1周ごとにプッシュを続けて周回を重ねていく。レース後半はタイヤコンディションが厳しくなるなか、最後までしっかりとマネジメントし、10位でチェッカー。貴重なポイント獲得となった。
一方の3番グリッドのフラガは、勢いよくスタートして前車をうかがう走りを見せたが、ポジションキープで1周目を終える。速いペースで逃げる前の2台に食らいつき、21周目にその前の2台が揃ってピットインしたことで、トップに浮上しペースを上げて走行する。ピットインのタイミングを見極めながら引き延ばしていたところ、コース上の別々の場所で2台にアクシデントが発生し、セーフティカー導入が濃厚な状況となったため、27周目にフラガはピットイン、チームは素早いピット作業でフラガをコースに送り出す。ピット作業中にセーフティカーが導入され、状況が整理されるとフラガは実質の3番手に。36周目にリスタートとなり、前の2台を追い立てていくが、オーバーテイクには至らず、3位でチェッカーを受けた。優勝も見える展開だっただけに、悔しさの残る結果となった。
「フラガは最高のレース運びを見せてくれました。結果は3位でしたが、内容はパーフェクトだったと思います。残りは2大会4戦となりますが、すべての力を出し切って1年を締めくくれるよう、次戦までにしっかり準備を進めます。今大会もたくさんのご声援をありがとうございました。」
「2台そろって、目標としていたポイント獲得を果たすことができました。イゴールは展開としても走りとしても素晴らしく、ピット作業も完璧で、勝つに値するレースだったと思います。ただ、あのタイミングでピットに入れるべきだったのか、もう1周走らせるべきだったのか、その判断が大きな要因になってしまったので、そこは一度しっかり振り返りたいと思います。いずれにせよ、チームもドライバーも含めて完璧なレースをしてくれました。そこはポジティブに捉えています。」
「午前中に走ったフリー走行の時点で、クルマの調子がいいことは分かりました。決勝は、前後で争っている人たちと逆の戦略を採りましたが、それがうまく行きました。自分自身とチームはとてもいいレースができていただけに、結果としては残念です。ただ、今回の週末で得られたものは大きいです。僅差で戦うスーパーフォーミュラで、やはり予選は重要。次戦はもっと細かいところもしっかりと積み上げて、予選から前に行けるよう準備したいと思います。」
「単純に、悔しいです。僕たちとしては完璧なレースをしていました。前半スティントで、前を走る2人と比べても僕のペースは良かったですし、チームも完ぺきな作業をしてくれました。過去一と言っていいぐらいの状況で、トップでリスタートできると思ったのですが、様々な要因で、気づいた時には3番手でした。そこから先は、前にクルマがいるとなかなかペースが伸びづらく、単独であればどれだけのペースが出せたのかは分かりませんが、自分たちのパフォーマンスとしてはいいものがあったと思います。次戦は富士ですが、7月大会でも調子が良かったので、今回得たデータも活かし、チームとしてできることを最大限やって、次に挑みたいと思います。」
※次戦は10月10日・11日に富士スピードウェイで開催されます。




