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2010 SUPER GT RACE REPORT

第1戦 SUZUKA GT 300kmレース

予選
日付:2010年3月20日(土)
天候:晴れ
予選結果:11位
観客動員数 : 22,000 人

セッション2には惜しくも進出できず。後方からの巻き返しに期待

2010年Epson Nakajima Racingはマシンが新型車両HSV−010 GTとなり、さらには道上 龍選手を迎え、昨年に引き続き中山友貴選手とコンビを組むこととなった。

好天の鈴鹿サーキットで迎えたSUPER GT 開幕戦。13時15分に開始された公式予選で、2人とも基準タイムをクリアし、15時10分からのノックダウンに臨んだ。

ノックダウン方式の予選は、セッション1は全13台出走し、上位10台がセッション2へ進出。これの上位7台がセッション3へ進出し、最終的にグリッドが決定する。

Epson Nakajima Racingは道上選手のアタックで上位10位を目指しましたが、惜しくも11位という結果で、次のセッションへの進出は叶わなかった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

シーズンオフのテスト等で良い雰囲気でここまで来ていたのですが、思った以上にライバルたちの調子も良く、セッション2に進出することができませんでした。残念ですが、明日に気持ちを切り替えて、決勝の作戦を考えます。


道上 龍選手コメント

朝のフリー走行からすると、もう少し上位にいけると思っていたのですが、路面など状況が変わったりして思ったほどのタイムの上がり幅がなかったので、そのあたりが残念でした。ただ、朝の走行から予選までの状況を通して、決勝はいいレースができると思います。表彰台を目指してがんばります。


中山 友貴選手コメント

朝のセッションは路面コンディションが悪く、マシンのバランス改善が必要な状態でした。バランスと自分のドライビングを改善し、最終的に予選1回目では手応えを感じることができていただけに悔しい結果となってしまいました。明日はその分、がんばります。




決勝
日付:2010年3月21日(日)
天候:曇/雨
距離:5.807 km x 52周
決勝結果:10位
観客動員数 : 31,000 人

春の嵐に波乱の展開続出。必死の追い上げも届かず10位フィニッシュ

朝から暴風と黄砂が吹き荒れ、気温も上がらずレース開始の14時には16℃で、さらには雨もぱらつき不安定な天候で迎えた決勝レース。11番グリッドからスタートするEpson Nakajima Racingのスタートドライバーは道上 龍。スタートは特にアクシデントもなくポジションをキープしたが、西コースで雨が強くなり、あちこちで波乱が起こる。その波乱に巻き込まれたのは11周目、8号車と18号車に挟まれるかたちで1コーナーへ進入、その2台が姿勢を乱し大クラッシュ。コースにはセーフティーカーが入る。 EPSON HSV-010 GTもフロント部にダメージを受け、緊急ピットイン。修復作業を行ない、コースに復帰し隊列の最後尾につける。レース再開後、ダメージを受けたマシンで必死の追い上げを見せ6番手までポジションを上げる。30周目にタイヤ交換と給油を行ない中山友貴にドライバーチェンジ。コースに復帰しさらに追い上げを見せたいところだったが、セーフティーカー走行中のピットインによるピットストップ60秒のペナルティを受けてしまい、10位でチェッカーを受け、1ポイントを獲得し開幕戦を終えた。


チームディレクター 藤井 一三コメント

スタートしてからの数ラップは道上選手の頑張りもあり、ポジションをうまく上げられました。途中、他車のアクシデントに巻き込まれ、やむなく修理のためピットイン。この際、セーフティーカー中であったためペナルティを受けるのを覚悟の上での修理となりました。その後の道上選手、交代した中山選手ともにレースラップは悪くなく次に期待できると考えます。


道上 龍選手コメント

スタート前から雨がパラパラして、不安な部分がありましたが、始まってみればタイヤのグリップもよく6番手まで前半に追い上げることができました。ペースはよかったですが、他車と数珠つなぎになっていて抑えるのに必死で、タイヤを酷使することにもなっていたと思います。8号車と18号車のアクシデントで右フロントタイヤがパンクしてしまい 修復作業に時間がかかるなどついていませんでしたね。

次の岡山では予選が課題になり、コースが狭いので荒れるレースが予想されます。予選を前に行くことができればレースも問題ないでしょう。


中山 友貴選手コメント

道上選手のスティントでアクシデントが多く、荒れたレースでした。ペナルティを消化後、精一杯走りましたが、前との差が大きく結局10位でチェッカーとなりました。表彰台に立つ面々を見ると、自分たちも同じようなペースで周回できていたのでとても悔しいです。次の岡山でも粘り強く走りたいと思います。


総監督 中嶋 悟コメント

いろいろなことが起こった開幕戦でしたが、そんな中で完走して1点を獲得できたので次に繋げることができたと思います。今後のレースにさらなる可能性を感じることができました。ご声援ありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。

※次回のレースは4月3日・4日の岡山ラウンドとなります。



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