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2010 SUPER GT RACE REPORT

第6戦 Pokka GT SUMMER SPECIAL第6戦 Pokka GT SUMMER SPECIAL

予選
会場:鈴鹿サーキット
日付:2010年8月21日(土)
天候:晴れ
予選結果:4位
観客動員数 : 25,000 人

気温33℃という猛暑の中、若干タイムロスがあったものの4番手で決勝へ!

今年も残り3戦となったSUPER GTシリーズ。今大会はシリーズ中最も長い距離となる700kmレース。気温33℃という猛暑の中、Epson Nakajima Racingは1つでも上のグリッド獲得を目指して10時05分から1時間45分間の公式練習に臨んだ。公式練習を5番手で終え、自信を持って公式予選に臨む。

酷暑の中13時25分より開始された公式予選。予選1回目で両ドライバーとも基準タイムをクリアし、ノックダウン方式の予選を迎えた。第2戦以来のノックダウン方式の予選は、セッション1 は全13 台出走し、上位10 台がセッション2 へ進出。これの上位7 台がセッション3 へ進出し、最終的にグリッドが決定する。まずセッション1は道上龍が出走し8位、セッション2では中山友貴が5位でセッション3へ。そして最終セッションのセッション3は再び道上のドライブ。アタックラップに入ったS字コーナーで前車に引っ掛かり若干タイムロスがあったものの4番手で明日の決勝を迎えることとなった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

伝統の1戦を迎えることとなりました。菅生大会より調子が上向いてきており、期待して予選に臨んだのですがライバル達もやっぱり速く4番手でした。ただ今季最高のポジションを得ることができましたので、明日の決勝もしぶとく走って最後は表彰台に上がれるように頑張ります。


道上 龍選手コメント

今シーズンベストの予選順位で終えることができて、よかった半面やっぱりまだまだ上位のマシンとのタイムの開きはあるので、課題も残る予選になりました。朝の練習走行の雰囲気からすると、いまひとつマシンが決まらなかった部分がありますが本番ではマシンのほうも完璧ではないものの、レベルが上がって4位という結果で終えることができたし、友貴もQ2でいい走りをしてQ3にしっかり繋げてくれたので、さらに上を狙っていました が、遅い車に引っかかりタイムを更新することができませんでした。明日はいい作戦を組み立ててチームで力を合わせて表彰台を目指して頑張ります。


中山 友貴選手コメント

Q2を担当しました。Q1で道上さんのアタックからマシンの状態を確認しつつ微調整をしてアタックに臨みました。なかなかニュータイヤを履く機会がなく少し戸惑いもありましたが思い切って走ることができました。結果的にQ2を通過することができて、自分の仕事をきっちりすることができました。今季最高のグリッドを獲得することができたので、上位グリッドの優位性を活かして道上さんと力を合わせて走り切って表彰台を目指したいと思います。




決勝
会場:鈴鹿サーキット
日付:2010年8月22日(日)
天候:晴れ
距離:5.807 km x 121周
決勝結果:7位
観客動員数 : 33,000 人

トップを快走するも、まさかのピットロス。順位を落とすが次回への手応えを掴む!

昨日に引き続き雲ひとつない晴天に恵まれた鈴鹿サーキット。気温も上昇し、レーススタート時には35℃と、ドライバーにとってもチームスタッフにとっても過酷な状況の中、15時に700kmの長いレースがスタート。

スタートドライバーは道上 龍。道上はスタートを決め、4番手で順調に周回を重ねていく。17周を終了して、1回目のピットストップを行ない中山友貴に交代。代わった中山も好調なラップタイムを刻み、他のマシンがピットに入った時点でトップに立つ。45周終了で再びピットインし、道上に交代。1度は順位を落とすものの、再びトップ争いに加わり緊張したレースを展開する。71周終了時、ピットインし再び中山がドライブ。その時点で全体のベストラップを叩き出しながら周回を重ねていく快走を見せる。この頃からライト点灯の指示があり、鈴鹿700kmならではのナイトセッションとなる。96周終了時点で最後のピットイン。ここで最後のピットストップを行ない、道上がステアリングを握ってスタートしようとするも、ピット作業ミスが発生しタイムをロスしてしまうが、その後もそのまま粘り強く快走を続けて7位でチェッカーとなった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

一般的な4スティント3回ピットではなく5スティント4回ピットという作戦でレースをスタートしました。ドライバーも作戦を上手く使いトップ争いに加わり、緊張した面白いレースが出来ていたと思います。4回目のピット作業の時に作業ミスがあり、かなりの時間ロスしたのが結果に大きく響いてしまいました。しかしマシンも速さを取り戻して来ています。次回の富士のレースを頑張ります。


道上 龍選手コメント

スタートがうまくいって4番手キープのまま1周目を終えることができました。作戦からして第1スティントで確実に4番手を最低限守り抜くことができ、これができないとチームがとった作戦が成功しなかったかもしれないので、そこがうまくいってよかったです。その後、中山選手にバトンタッチし、いいペースで走ってくれチームの作戦通りにすべてがうまくいっていましたが、タイヤが脱落するトラブルが出てしまったので残念ながら表彰台に上がることができませんでした。しかし、今回僕自身としては悔しい半面、今シーズン1番レースらしいレースができたので、次もさらに楽しみになってきました。暑い中、応援して下さった多くのみなさん、ありがとうございました。


中山 友貴選手コメント

チームが考えてくれた作戦がはまり自分がピットアウトしたスティントでは、うまく300クラスがいないところでピットアウトでき、プッシュしてマージンを稼ぐことができました。第2スティントは問題なくうまくいき、第4スティントでも同じタイヤを使用して走行したので、第2スティントの感触を掴んでいたのでうまく攻め切ることができました。最後のピットストップで作業に手間取ってしまい、表彰台争いからは脱落してしまい、結果7位でゴールとなりました。レース結果はあまりよくなかったかもしれませんが、内容としては上位で争うことができたレースだったのでよかったと思います。悔しいですが、気持ちを切り替えて残りのレースでもっともっといいレースができるようにチームのみんなとがんばっていきたいと思います。酷暑の中、応援ありがとうございました。これからも引き続き応援よろしくお願いします。


総監督 中嶋 悟コメント

2人のドライバーが頑張ってくれて、すべて計算通りに進み表彰台も夢ではないところまで来ていたのですが、当社には非常に珍しいミスが4回目のピットストップで起きてしまい応援していただいたすべての人をガッカリさせてしまったことは非常に残念です。 しかしながら、このレースで戦いが計算できるところまで近づいたようなレースでした。次戦富士にてこの悔しさを晴らしたいです。ご声援ありがとうございました。

※次回のレースは9月11日・12日の富士ラウンドとなります。

※テレビ番組放送予定 「SUPER GT コンプリート」 フジテレビ 8月27日(金)25:35〜



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