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2010 SUPER GT RACE REPORT

第1 戦 OKAYAMA GT 250km第1戦 OKAYAMA GT 250km RACE

予選
会場:岡山国際サーキット
日付:2011年5月21日(土)
天候:雨のち曇り
予選結果:13位
観客動員数 : 8,500 人

基準タイムをクリアしアタックを重ねるも一歩およばず

実質の開幕戦となった富士スピードウェイでの雨のレースを終え、今度は岡山国際サーキットでの戦いの幕が切って落とされた。昨年の岡山大会でも好調であったように、今年もなんとか上位に食い込んでいきたいところ。

今大会も震災の影響で合同テストが中止になったため、金曜日に習熟走行が行なわれ、予選に向けたセッティング出しを行なって公式予選に臨むこととなった。

朝、降っていた雨は止み、ドライコンディションの中行なわれた予選1回目。今回の予選はノックアウト方式で行なわれる。この予選は、Q1は全15台出走し、上位11台がQ2へ進出。これの上位7台がQ3へ進出し、最終的にグリッドが決定する。
12時30分から開始された予選1回目。Epson Nakajima Racingはまず道上龍、中山友貴の順でコースインをして基準タイムをクリア。今回は500クラス単独アタックを中山に託し、アタックをするもあと一歩及ばず13位でQ2に進出できず予選を終えた。明日は13 番グリッドから決勝レースを戦うことになった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

「昨日と今朝の練習走行では状態もよくマシンのセットも順調に進み、満を喫して臨んだQ1でしたが、ライバルたちのタイムアタックも凄まじく、一歩及ばずQ2へ進出できませんでした。状態はいいようですが、なかなかいいスタートグリッドを確保することができません。明日の決勝、天気も不安定のようです。最後に笑えるように頑張ります」


道上 龍選手コメント

「今回、正直流れがよかっただけに、Q1敗退はショックです。ただ、決勝日はウエットレースになるだろうと聞いていますが、ドライの場合もタイヤの摩耗に関しては非常にいいものがあるのでレースはいい走りができると思います。もちろんウエットの場合、富士での土砂降り状態では厳しい展開になってしまいましたが、ダンロップのウエットはもともと非常にいいものを持っているのでそれに期待し明日も頑張ります」


中山 友貴選手コメント

「今回は監督に評価していただき、アタックをさせてもらうことになりました。アタック自体はミスなくいいラップをまとめることができましたが、コンディションの変化からマシンのフィーリングが変わってしまい、Q2進出することができませんでした。レースはなにがあるかわからないので、明日は気持ちを切り替えて頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします」




決勝
会場:岡山国際サーキット
日付:2011年5月22日(日)
天候:雨のち晴れ
距離:3.703 km (68 Laps / 251.804 km)
決勝結果:10位
観客動員数 : 15,000 人

激しいバトルのすえ追い上げを見せる

朝の豪雨により、フリー走行が中止となり、レース開始直前にフリー走行が設けられるという波乱の幕開けの決勝日。レース開始の14時には雨は止み、コースは完全ドライの状態となった。

EPSON HSV-010のスタートドライバーは道上龍。順調にスタートを切り、数台をパスしポジションを2位まで上げて34周目を終了した時点で中山友貴に交代するためピットイン。ピットアウトした中山が39号車とバトル中に接触、リアホイールが割れてしまうトラブルで再度タイヤ交換のためピットイン。ここから中山が懸命の追い上げを見せ、14位から根気良く前のマシンをパスしていき、最終的に10位でチェッカーを受けた。


チームディレクター 藤井 一三コメント

「作戦としてタイヤ無交換でレースを走り切るつもりでスタートさせました。マシンのスピードも上々で気持ちのいいレースをしていたのですが、些細なミスでポジションを落としてしまいました。しかし、最終的には順位を上げてゴールすることができました。結果には満足していませんが、マシンのポテンシャルは間違いなく進歩していると思います。次回は暑いセパンでのレースになります。この勢いでさらに上を目指します」


道上 龍選手コメント

「13番手からのスタートで、自分のタイヤの温まりがいいということを信じて、順位を上げる意識でドンドン追い上げていくことができました。途中のペースも悪くなく、フィーリングも非常に良くて、タイヤを労わりながら走り、無交換でいくという作戦をとりました。結果、接触でホイールが割れてしまい順位を落とすことにはなってしまいましたが中山選手の追い上げによりなんとか1ポイントを獲得することができました。確実にレベルは上がってきていると思うので、次戦のセパンではさらに上を目指して頑張ります」


中山 友貴選手コメント

「34周終了後ドライバー交代をしたのですが、今回はタイヤ無交換の作戦を選びました。ピットアウトしてバックストレートエンドのヘアピンで39号車にブレーキングで並びかけられてイン側でポジションを守ろうとしたのですが、立ち上がりで相手のフロントが右リアにヒットしてホイールを破損してしまいました。その後、ピットに戻りタイヤを交換してコースに復帰しました。それからはペースも良く、8号車、39号車、6号車をパスし10位でゴールしました。接触については自分のポジションを守りたかったので、仕方ない部分もありますが接触がなければと思うと、非常に悔しい思いです。次のセパンに向けては、予選での速さを課題にして表彰台を目指して頑張りたいと思います。みなさん応援ありがとうございました」


総監督 中嶋 悟コメント

「決勝レースは非常にいいペースでレースを運ぶことができていたが、ドライバーの交代で時間をロスしその挙句39号車との接触によりパンクしたことで予定通りのレースをこなすことができず非常に残念でした。結果としてはレース中のスピードはまずまずのペースになったとは思いますが、表彰台にはもう少し距離があるようです。しかし、1歩ずつ前進していることは明らかに感じるところであり、次戦以降、気持ちを引き締めて頑張ります。ご声援ありがとうございました」

※次回のレースは6月18日・19日のセパン(マレーシア)ラウンドとなります。
※テレビ番組放送予定 「SUPER GT +」 TV 東京系 5月29日(日)23:30〜



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