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2011 SUPER GT RACE REPORT

第4戦 SUGO GT 250km第4戦 SUGO GT 250km

予選
会場:スポーツランド菅生
日付:2011年7月30日(土)
天候:雨のち曇り
予選結果:4位
観客動員数:9,200人

懸命にアタックを続け、4番手タイムを記録し今季初のスーパーラップ進出!

マレーシアラウンドから1カ月。東日本大震災復興支援大会として開催されている今年のSUPER GT。大きな被害を受けたこの地での開催は意味深く、応援してくれる多くの方々に感動と興奮をお届けできるレースをすることを念頭に全力で臨む。

朝から雨の予選日。まず8時25分から行なわれたフリー走行では3番手タイムを記録し、まずまずのスタートを切る。

今回の予選もスーパーラップ方式で行なわれる。この予選は、予選1回目で基準タイムをクリアした上位10台によって行なわれ、10位から順番に1台ずつ出走し、3周目のタイムを計測して、そのタイムで最終グリッドを決定する。

予選1回目開始時も雨が降ったり止んだりのコンディションの中、Epson Nakajima Racingはまず中山友貴がコースインをして基準タイムをクリア。その後、予選アタックを務める道上龍にドライバーチェンジをして、スーパーラップ進出を目指して懸命にアタックを続ける。結果、4番手タイムを記録し今季初のスーパーラップ進出を決めた。

そのスーパーラップは道上がアタックドライバーを務め、500クラスの7番目に出走。雨が強くなっていく中、スーパーラップがスタート。不安定なコンディションではあったが、渾身のアタックで4番手のグリッドを獲得した。


チームディレクター 藤井 一三コメント

久々のスーパーラップ進出で緊張しました。雨の状態がコロコロ変わり、ちょうど道上のアタックの頃はやや強く降りましたが、うまく走ってくれたと思います。明日の天気もはっきりしませんが、万全を尽くすのみです。


道上 龍選手コメント

今年初めての雨から始まるレースウィークで、雨はダンロップタイヤがいいとわかっていて練習からいいタイムが出ていたのですが、正直ドライは不安が少しありました。しかし、予選1回目はタイヤの手応えがよく4位で終えることができました。

スーパーラップはまた雨が降り出して計測2周目にいいタイムを出したかったのですがタイヤが思うように温まらず4位でした。走っているタイミングで雨量が違うわけですが、最終的にトップと4秒も差があったのはまだまだタイヤの開発をやっていかなければならないということがわかったので今後も努力していきたいと思います。

明日は天候がどうなるかわかりませんが、うまくいけば表彰台を狙っていけると思うので全力で頑張ります。


中山 友貴選手コメント

予選は道上さんの頑張りで4番手グリッドを獲得することができました。明日の予報はわかりませんが、ドライでのフィーリングもよかったので最後まで諦めずに走り切って、表彰台を狙って頑張ります。今日もたくさんの応援をありがとうございました。明日もよろしくお願いします!




決勝
会場:スポーツランド菅生
日付:2011年7月31日(日)
天候:雨のち曇り
距離:3.704256 km (68 Laps / 251.889408 km)
決勝結果:3位
観客動員数:27,000人

抜きつ抜かれつのレース展開。猛追を退け3位チェッカー。今季初の表彰台獲得!

昨日に引き続き不安定な天候は続き、朝からパラパラと雨が降ったり止んだりしながら迎えたレーススタート。14時の時点で雨はなくドライコンディション。

今回のスタートドライバーは中山友貴。今季最高の4番手グリッドからスタートした中山は、背後から迫るアンドレ選手の執拗なアタックをなんとか凌ぎ、逆に前を走る3位のビヨン選手にアタックをかけ、抜きつ抜かれつのレースを展開する。

32周回終了後、ピットに入り道上龍に交代。この際、クールスーツのラインにトラブルがあり若干タイムロスをしてしまう。ピットアウトした道上も24号車の猛追をなんとか退け、39号車を1周1秒近く詰めていく。接近戦を重ねるも抜くには至らず、3位でチェッカー。今季初の表彰台を獲得した。


チームディレクター 藤井 一三コメント

今回は予定通りに物事が進みました。ピットでのタイムロスは大いに反省するべきで次回までに対策を考えます。クールスーツの働かない状態での道上のドライビングは大変だったと思います。がんばってくれて感謝しています。これを機にさらに上を目指していきます。


道上 龍選手コメント

今回第2スティントを担当したのですが、ピット作業に少し時間がかかってしまったのですが、3位でコースに復帰しました。前を行く39号車を追いかけながらペースをあげていくことができたと思います。残り5周となったところで真後ろにつくことはできたのですが、フロントのダウンフォースが逃げてしまい追い抜くことは叶わず、結局3位でチェッカーを受けました。

Epson Nakajima Racingに移籍してようやく結果を出せたのでチームやスタッフ、スポンサーの方々また、ダンロップのみなさんに感謝の気持ちでいっぱいです。次戦の鈴鹿もこの流れを活かして優勝めざして頑張りたいと思います。


中山 友貴選手コメント

今回はスタートを担当しましたが、うまくスタート後はポジションをキープできてタイヤのあたたまりに時間はかかりましたが、いいペースで道上さんにバトンを渡すことができて最終的に3位でゴールしてくれました。この3位という結果に至るまでに時間はかかりましたが、チームやスポンサーの方々の協力のおかげで結果を残すことができたと思います。本当にありがとうございました。これからも優勝目指してチーム一丸となって頑張っていきます。ご声援ありがとうございました。


総監督 中嶋 悟コメント

やっと表彰台に立つことができました。嬉しいの一言で他に言うことはありません。今後さらに上を目指して頑張ります。たくさんのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。 ご声援ありがとうございました。

※次回のレースは8月20日・21日の鈴鹿ラウンドとなります。
※テレビ番組放送予定「SUPER GT +」TV東京系 8月7日(日)23:30〜



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