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2011 SUPER GT RACE REPORT

第7戦 in KYUSHU 250km第7戦 in KYUSHU 250km

予選
会場:オートポリス
日付:2011年10月1日(土)
天候:晴れ
予選結果:13位
観客動員数:12,500人

準備万端で挑んだ予選だが13番手にとどまる

SUPER GTでは2年ぶりの開催となる九州大分県にあるオートポリス。今大会のウェイトハンデは獲得ポイント×1kgとこれまでの約半分になる。なんとか上位に食い込んでいきたいEpson Nakajima Racingは準備万端で残り2戦に臨む。

秋が深まり涼しい朝を迎えた予選日。今回の予選はスーパーラップ方式で行なわれる。この予選は、予選1回目で基準タイムをクリアした上位10台によって行なわれ、10位から順番に1台ずつ出走し、3周目のタイムを計測して、そのタイムで最終グリッドを決定する。

12時から開始された予選1回目。EPSON HSV-010は、クラス混走の時間帯で中山友貴が先に乗り込み、基準タイムをクリア。道上 龍にドライバーチェンジをする。バトンを受け取った道上は、渾身のアタックを重ねるも残念ながら13番手でSUPER LAPに進出することができずに予選を終えた。


チームディレクター 藤井 一三コメント

午前中のフリー走行の感触は悪くはなかったのですが、いざ予選が始まってみるとフィーリングが変わってしまいました。明日までに対策を講じて1台でもたくさんのマシンを抜けるように頑張ります。


道上 龍選手コメント

思ったほどのグリップを感じることが出来なくて、スーパーラップに進出はなりませんでした。中古タイヤでのバランスは悪くないので、明日のレースは後ろからですが、諦めずがんばって追い上げます。


中山 友貴選手コメント

走り始めからタイヤのグリップ感を得られることができずに、いろいろなセッティングをトライしましたが、あまりいい結果を出すことができませんでした。予選はさらに変更を施して臨みましたが、あまりいいフィーリングが得られず13位で終わってしまいました。決勝のペースはいいと思いますので、さらによくなるようしっかり話し合いをしたいと思います。




決勝
会場:オートポリス
日付:2011年10月2日(日)
天候:曇り
距離:4.674 km (54 Laps / 252.396 km)
決勝結果:8位
観客動員数:23,500人

1台ずつパスする粘りの走行でポジションアップしてフィニッシュ

曇り空ではあるが、さわやかな天候となった決勝日。多くのファンが見守るなか、朝のフリー走行では3番手とレースに向けて順調に準備を進めていく。

レースは14時00分ちょうどに薄曇りの中、順調にスタートを切った。13番グリッドからスタートしたEpson Nakajima Racingのスタートドライバーは中山 友貴。トップ2台は快調にラップを重ね4位以下最後尾のマシンまではテールトゥノーズのダンゴ状態でレースを展開していく。厳しい状況の中、徐々に順位を上げていき、5位を走行中の26周回終了時にピットイン。道上 龍にドライバーチェンジし、コースイン。若干のピット作業時のタイムロス等あり、13位まで順位を落としてしまうが、ここから1台1台をパスしていき、最終的には8位まで挽回してチェッカーを受けた。


チームディレクター 藤井 一三コメント

レースラップタイムは安定して速かったのですが、前のマシンを抜くのはそうは簡単ではなく、8位まで挽回するのが精一杯でした。次回最終戦では、もう少し上位のグリッドからスタートでき、レース展開を有利に運べるように予選を頑張りたいです。


道上 龍選手コメント

フリー走行から決勝に向けたマシンのバランスがよく、期待が持てました。スタートは中山選手にお願いし、順位を5位に上げた時点でピットインして交代しました。ドライバー交代の作業に時間がかかり大きくタイムロスをしてしまいました。その分を取り返そうと懸命にプッシュしていたのですが、2周目の1コーナーでリミッターがきいてしまうトラブルが発生し、それによりまたも大きくロスをしてしまいました。そのトラブルは原因がわからないまま突然、正常に戻り走り続けることができ、終盤に12号車と1号車、35号車をパスし、8位という結果になりましたが、2つのトラブルがなければもっと上位に行っていたかと思うと悔しい気持ちでいっぱいです。
もう残りは2週間後の最終戦だけとなりましたが、ここまで積み重ねたものがいい方向で発揮できるように頑張りますので最後までご声援よろしくお願いします。


中山 友貴選手コメント

今回スタートドライバーを担当しました。スタートは23号車に並びかけたのですが、ブレーキングで前に出ることが出来ずに順位をキープしました。その後はペースの落ちた集団の中で走ることになり、ここから抜け出したかったのですがなかなかブレーキングの安定性にかけていて難しい状況でした。前の集団が、ピットインするタイミングに合わせて順位を上げてピットに入りました。トラブルなどもあり、一時は13位まで後退してしまいましたが、道上選手の追い上げで、8位でゴールすることができました。しかし、トラブルなどがなければ、表彰台に上がれた可能性が高いレースだったので、同じミスをしないようにして最終戦を頑張りたいと思います。たくさんの応援をありがとうございました。


総監督 中嶋 悟コメント

第7戦オートポリスのレースが終わりました。予選13番からフィニッシュは8位という結果でしたが、パフォーマンス的には前進した感じはあります。ただ、やはり予選のポジションが下位だったためこれ以上、上位に行くことはできませんでした。次回最終戦もてぎレースでは、今回の反省を踏まえ、チーム一丸となり全力で頑張ります。今回も多くのご声援をありがとうございました。

※次回のレースは10月15日・16日のもてぎ最終ラウンドとなります。
※テレビ番組放送予定 「SUPER GT +」 TV東京系 10月9日(日)23:30~



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