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2012 SUPER GT RACE REPORT

第2戦 FUJI GT 500km第2戦 FUJI GT 500km

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2012年5月3日(木)
天候:雨
予選結果:PP
観客動員数 : 26,000 人

ウェットコンディションにタイヤがジャストフィット!ポールポジションを獲得

開幕戦を悔しいリタイアで終え、なんとか早い段階で挽回したいEpson Nakajima Racingはチームの力を合わせて500kmの長丁場を粘り強く戦って上位を狙う。

昨日から雨が降り続き、今朝も完全なウェットコンディションのなかでのフリー走行を終え、午後からQ1がスタート。午前よりは雨量が減ったものの、依然として雨が降り続く中、道上 龍がアタックを開始。開始早々から上位をキープし続け、3位で予選を終えスーパーラップに進出を決めた。

そのスーパーラップでは、中山 友貴がアタックを担当。雨は止んだものの路面はウェット。この条件にダンロップのウェットタイヤがベストフィット、初めてスーパーラップを経験する中山の頑張りもあり、ポールポジションを獲得した。


チームディレクター 藤井 一三コメント

「条件はうちのチームに味方してくれました。道上も中山も自分の仕事をきっちりこなしてくれ、ポールポジションを獲ることができました。素直に嬉しいです。明日のレースはまた条件が変わるようですが、長いレースなので最後は笑えるように頑張ります」


道上 龍選手コメント

「午前中のフリー走行中の雨量から、上位進出ができるか心配しましたが、徐々にコンディションがよくなってきて、マシンもタイヤもバランスがマッチしてきました。今回はQ1を担当しましたが、はじめから浅溝レインタイヤでアタックしました。これが功を奏して3位でスーパーラップに進出しました。その後のスーパーラップではさらにコンディションも回復傾向で、さらにタイヤのグリップも上がっていき、中山が初めてのスーパーラップをうまく決めてくれてポールポジションを獲得することができました。自分としては2008年以来のポールポジション獲得だったので素直に喜びたいと思います。明日はドライになることが予想され、決して楽なレース展開ではないと思いますが、諦めずに頑張ります」


中山 友貴選手コメント

「予選1回目の結果を踏まえて、人生初のスーパーラップでしたが、しっかり集中して走ることができ、結果的にポールポジションを獲得することができました。ホンダさんをはじめ、チームスタッフの頑張りもそうですが、300クラスの結果を見ても分かる通り、今日の結果はこのコンディションに合ったタイヤを用意してくれたダンロップさんのおかげだと思います。レースはどうなるか読めませんが長丁場のレースなので、ポールポジションを活かして優勝できるように頑張ります」




決勝
会場:富士スピードウェイ
日付:2012年5月4日(金)
天候:曇りのち雨
決勝結果:11位
観客動員数 : 57,000 人

激しく変わる天候、荒れたレースに翻弄されるも粘りの走りで11位完走

昨夜まで降り続いた雨は止み、今朝は薄曇りの天候のなかフリー走行を終えレーススタート時刻を待つ。ポールポジションの優位性を活かし、上位フィニッシュを目指したいところ。

スタート直前から雨が降り始め、セーフティカースタートとなった500kmのレース。EPSON HSV-010のスタートドライバーは中山 友貴。スタート後、雨は強くなっていき3周目にレインタイヤに交換するためピットイン。ウェット路面でのパフォーマンスは上々であったものの、次第に路面は乾いていく。早い段階でドライタイヤに交換するためピットイン。ドライバーはそのまま中山でコースに復帰。ピットインなどでポジションを落としたものの順調に周回を重ねていく。44周目にルーティンのピットインを行ない、道上にバトンタッチ。その後、淡々とレースは進み、道上の義務周回数をクリアしたのち再度、中山に交代してチェッカーを目指す。残り10周を切ったあたりで再び雨が落ちてきたが、そのまま走行を続け、長い110周回のレースを11位で終えることとなった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

「難しいレースでした。小雨が降ったりして天気に翻弄された部分もありますが、まだまだドライタイヤでのパフォーマンスを上げていかなければなりません。この後、セパンでのレースまでにテストも予定されています。もっといいレースをお見せできるように頑張ります」


道上 龍選手コメント

「決勝はスタート直前に雨が降ったりして荒れたレースとなり、残念な結果で終えることになりましたが、与えられた状況のなかではベストを尽くせたと思います。また多くの課題を残すかたちとなってしまいましたが、予選ではポールポジションを獲ることもできましたし、これからも一歩ずつ前進していけるように頑張ります」


中山 友貴選手コメント

「天候が目まぐるしく変わるなか、非常に難しいレースでした。ピットに入るタイミングなど作戦面ではうまく機能していたと思いますが、ドライでのパフォーマンスが他チームに及ばず順位を落としてしまいました。レースを走ったことで得られたデータを分析して改善していけるように取り組みたいと思います。今回は速さを見せることができましたので、もっとアピールできるように頑張っていきたいと思います。今後も応援よろしくお願いします」


総監督 中嶋 悟コメント

「予選では天候も我がチームに味方してくれてポールポジションを獲ることができました。レースはスタート時から雨が降ったり止んだりの慌ただしい展開となりましたが、まとめるとドライでのパフォーマンス不足が如実に表れた結果となってしまいました。
次戦はセパンでのレースとなりますが、しっかり準備をして戦いたいと思います。
たくさんのご声援をいただき、誠にありがとうございました」

※次回のレースは6月9日・10日のマレーシアラウンドとなります。



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