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2012 SUPER GT RACE REPORT

第5戦 Pokka 1000km第5戦 Pokka 1000km

予選
会場:鈴鹿サーキット
日付:2012年8月18日(土)
天候:晴れ
予選結果:13位
観客動員数 : 25,000人

4年ぶりに復活した伝統のレースは、無念のQ1敗退

シリーズの山場となる第5戦ポッカ1000kmレース。伝統あるこの一戦が4年ぶりに短縮されていた距離を戻し復活、暑くて長い戦いが始まる。

早朝から日差しが照りつけ気温がみるみる上昇していく中、開始した予選日。

9時20分からの午前中のフリー走行。予選に向けたメニューを順調にこなしながら、約2時間の走行を終える。そして迎えた500クラスの公式予選。

今回はノックダウン方式で行なわれる。ノックダウン方式はQ1(15分間)で上位11台がQ2(10分間)へ、Q2で上位7台がQ3(10分間)へ進出し、Q3の結果で決勝グリッドを決める方式。

14時から開始された15分間のQ1。ほとんどの500クラス車両は残り8分を切った時点でコースイン、アタックを開始する。ほぼ全車がアタックに入った周、19号車のコースアウトにより赤旗中断となり、残り3分10秒でほぼ全車が再アタックをする。Epson Nakajima Racingは、Q1を担当した道上 龍が懸命のアタックをするも、ポジション13で予選Q1敗退となる。


チームディレクター 藤井 一三コメント

「4年ぶりに復活した1000km。予想通り熱い(暑い)戦いになりました。Q1、赤旗までのアタック中の区間タイムは結構よかったのですが、赤旗再開後の再アタックでは思ったほどのタイムが出ませんでした。決勝は長いので、ドライバーもメカニックもマシンもへばらず最後まで走りたいと思います」


道上 龍選手コメント

「午前中のフリー走行では予選アタックを想定したセッティングのバランスがアンダー気味であったので、セットアップを変更しそれを解消することができました。しかし、アタックラップ中の赤旗により満足のいくアタックができませんでした。最低でもQ1は突破できると思っていたので、非常に悔しい結果となりました。明日は長丁場のレースなので気持ちを切り替え、チーム全員で頑張りたいと思います」


中山 友貴選手コメント

「Q1は道上選手が渾身のアタックを見せてくれましたが、はじめのアタック中に赤旗中断となってしまい、再開後は思うようにタイムを伸ばせずに13位となってしまいました。後方からのスタートですが、最後まで諦めずにポイントを獲得できるように頑張ります」




決勝
会場:鈴鹿サーキット
日付:2012年8月19日(日)
天候:晴れ
決勝結果:リタイア
観客動員数 : 35,500人

作戦通りの順調なレースを見せていた矢先、クラッシュによりリタイア

昨夜に降った雨の影響でウェットコンディションの朝のフリー走行となったが、レース開始までには完全なドライコンディションとなった決勝日。その朝のフリー走行では5番手タイムを記録し、好調の兆しを見せたEpson Nakajima Racing。

12時30分にローリングスタートが切られ、真夏の1000kmがスタート。Epson Nakajima Racingのスタートドライバーは道上 龍。スタート後、1台をパスし順調にラップを重ねていく。チームの作戦はショートスティントの5回ピット。予定通りの24周目にピットイン。ドライバーを道上から中山 友貴にチェンジ、タイヤ交換、給油と完璧な作業でレースに復帰する。代わった中山は自己のベストラップを更新しつつ、前車を追い上げにかかるが、34周目の2コーナーで単独スピン、車両の後部が大破しピットに戻ってリタイアとなった。


チームディレクター 藤井 一三コメント

「我々チームの作戦通りに事は運んでいて、さてこれからという時のスピン、クラッシュでした。修復には時間がかかるため、やむなくリタイア。残り3戦、何としても上位を目指して挑みます」


道上 龍選手コメント

「決勝はセットを変更して挑んだ結果、バランスもよくて安定して走り出すことができました。24周目にピットインし、中山選手に交代しましたが、追い上げている最中にクラッシュをしてしまい残念ながらリタイアとなってしまいました。まわりの車両にいろいろなトラブルが起きる中、走り切っていれば・・・と悔しい気持ちもありますが、マシンもよくなりつつあるので次戦も頑張りたいと思います」


中山 友貴選手コメント

「24周目にドライバー交代をして、コースに復帰しました。ピットアウト直後から300クラスの集団に掴まってしまい、思うようなペースで走ることがなかなかできずに周回を続けていきました。自分たちは他のライバルよりもピットストップが多い作戦だったので、とにかくいいラップを続けて走る必要がありました。集団を抜けてからはベストラップを更新しながら周回していましたが、2コーナーで姿勢を乱してコースアウトしてリタイアすることになってしまいました。チームのみなさんには申し訳ない気持ちでいっぱいですが、今回の経験を活かして残りのレースを頑張っていきたいと思います」


総監督 中嶋 悟コメント

「長丁場のレースということで、チームがひとつとなり万全の準備をして臨みましたが、残念な結末となってしまいました。作戦自体も順調に進められていたので、非常に悔しい思いですが、次戦までにマシンをきっちりと仕上げて、また頑張りたいと思います。厳しい暑さのなか、ご声援いただいた方々に感謝致します。次戦以降もよろしくお願い致します」

※次回のレースは9月8日・9日の富士ラウンドとなります。



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