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2015 SUPER GT RACE REPORT

第1戦 OKAYAMA GT 300km第1戦 OKAYAMA GT 300km RACE

予選
会場:岡山国際サーキット
日付:2015年4月4日(土)
天候:曇り
予選結果:15位
観客動員数 : 9,300人

新シーズン開幕は最後尾からの巻き返しを誓う

Epson Nakajima Racingは、昨年に引き続き、今年も中嶋大祐とベルトラン・バゲットのコンビでシーズンを戦うことになり、2年目となったマシン、Epson NSX CONCEPT-GT で昨年後半からのいい流れを引き継ぎ、速さを見せていきたいところだ。

開幕戦が行われるこの週末は、設営日から天候が不安定で、雨が降ったり止んだりを繰りかえすという状況。予選日は朝から今にも雨が落ちてきそうな曇り空だったが、天気はなんとか持ちこたえ、ドライコンディションでの予選日となった。

9時から開始されたフリー走行では、まず大祐がステアリングを握り、コースイン。ウェット宣言が出され、ウェットタイヤを装着して走行を続けていくうちに路面は乾いていきその後ドライタイヤを履いてのセットアップに努める。バゲットと大祐がドライバー交代を繰り返しながら、予選に向けた準備を進め、このセッションは11番手タイムで走行を終えた。

予選はノックアウト方式で15時10分からGT500クラスがスタート。第一関門となる15分間のQ1セッションには中嶋大祐が出走。残り時間が8分となったところで、いよいよコースインする。タイヤを入念に温めていきながら、アタックを重ねていくが、1秒に何台もが名を連ねる混戦で、惜しくも15位となり、Q2へ駒を進めることはできなかった。


チームディレクター 本間 勝久コメント

「シーズンオフのテストを重ね、開幕に向けて準備をしてきましたが、チームとしてもっともっと煮詰めていかなければならないところがあります。スピードを上げて、ライバルたちに追いつき追い越していくことが、今後の1番の課題です。」


中嶋 大祐選手コメント

「走り出しからフィーリングが良くない状況で、悔しい結果に終わりました。シーズンオフから岡山ではペースが良くなく、その原因がまだつかめていません。明日は天気が変わりますので、気分を入れ替えて一生懸命頑張ります。ご声援宜しくお願いします。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「It's a difficult start of the season for us. We really struggled to find some speed during the four days of private testing here and apparently today is not better. Anyway tomorrow is another day and the conditions will probably be really different as we are expecting rain. We'll do our best to improve the car during tomorrow's warm up and hopefully we'll be able to fight our way back and finish in the points.」

「開幕戦は少し難しいスタートになりました。僕たちは開幕前に4日間プライベートテストを行ないましたが、速さを手に入れるのに少し苦労しています。決勝日は今日とは違う日になることを願っています。日曜朝のフリー走行で少しでもマシンを改善して、レースではベストを尽くしたいと思います。それがうまくできれば、ポイント獲得も実現できると思っています。」




決勝
日付:2015年4月5日(日)
天候:雨
決勝結果:リタイア
観客動員数 : 17,000人

突然のアクシデントでリタイア。悔しい開幕戦となった

決勝日も引き続き不安定な天候となり、朝から大粒の雨が落ちる中行なわれたフリー走行では、12番手といまひとつ安定しない状況ではあったが、ドライバー交代練習を含めた確認走行を行ない、レース開始に備えた。その後も雨は、小康状態になる時間はあるものの、完全に止むことはなく、レースはGT500クラス15台のうち1台を除き、ウェットタイヤでのスタートとなった。

警察車両が先導するパレードラン1周を終え、14時30分に82周の決勝レースのスタートが切られた。スタートドライバーを務めたのは中嶋大祐で、15番グリッドからではあるが、順調にスタートを切り、慎重にレースを進めていく。2周目に入り、1台をオーバーテイク、そして、スピンしたマシンがあったこともあり、一気に12番手に浮上。その後、1つポジションを落とし、13番手で周回を重ねていくことに。しばらく小康状態が続いていたが、突如マシンに異常を訴える無線がピットに入る。その直後、モニターにはタイヤが転がる映像が映し出された。Epson NSX CONCEPT-GTはコースサイドにマシンを止め、ここでリタイアとなった。残念な開幕戦となったが、チーム一丸となって第2戦での巻き返しを誓う。


中嶋 大祐選手コメント

「突然タイヤが外れ、リタイアとなってしまいました。徐々にタイヤ温度が上がってきてペースが良くなっている最中のことだったので残念です。今回は予選も含め、悔しい内容になってしまいましたが、第2戦に向けてもっともっと戦闘力を高めることが出来るようにチームやダンロップさんと協力して頑張ります。」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「A weekend to forget for sure. We were not competive during this weekend even on the wet today. We'll work hard and come back stronger at Fuji. We did some very good test there this year so we should be able to fight for some good points.」

「今日のレースはウェットコンディションになりましたが、その状況では競争力が少し足りませんでした。今週末のことは早く忘れて、次の第2戦富士に向けて準備を進めていきたいと思います。テストで確認したのですが、マシンにはいい部分もあるので、それを武器に富士ではいいレースをしたいと思います。」


総監督 中嶋 悟コメント

「開幕戦から本当にたくさんのお客様に恵まれ、いいところをお見せしたいと意気込んでいたのですが、非常に残念な結果となってしまいました。トラブルの原因をしっかり突き止め、今後は決してこのようなことが起こらないように万全を期して、次戦に臨みたいと思います。この悔しい思いを忘れずに、次戦以降も全力で戦ってまいります。週末を通して不安定な天候の中、多くのご声援をありがとうございました。次戦もよろしくお願い致します。」

※次回のレースは5月2日・3日の富士スピードウェイとなります。



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