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2016 SUPER GT RACE REPORT

第7戦 BURIRAM SUPER GT RACE第7戦 BURIRAM SUPER GT RACE

予選
会場:チャン・インターナショナル・サーキット
日付:2016年10月8日(土)
天候:晴
予選結果:
 Q1:5位
 Q2:8位
観客動員数 : 24,249人

今シーズン初となるQ2へ進出

3度目の開催となるチャン・インターナショナル・サーキットで開催されるSUPER GT第7戦。スタッフの大半は木曜にはサーキット入りをして、万全の準備を進めてきた。現地時間10時から約2時間にわたり公式練習が行なわれ、8番手となるタイムをマークしたEpson Nakajima Racing。今大会は通常より遅めの開始となる15時に公式予選が開始された。予選Q1のアタックを担当したのはベルトラン・バゲット。予選開始前に雨がパラついたものの、すぐに止み、ドライコンディションでのタイムアタック合戦となった。バゲットは入念にタイヤを温めながら走行し、徐々にタイムアップをさせていく。計測5周目に1分24秒802をマークして、5番手で今シーズン初となるQ2へ進出を果たした。

Q2のアタックドライバーは中嶋大祐。大祐は約1分ピットで待機後、コースインしてアタックを開始する。懸命にプッシュを繰り返したが1分24秒968の8番手タイムに留まり、予選を終えた。


総監督 中嶋 悟コメント

「やっとここでQ2に進出することができました。ベストを尽くした結果ですが、まだまだ課題は多い状況です。明日のレースでもしっかりとそれぞれが役割を果たして、上位に食い込んでいきたいですね」


中嶋 大祐選手コメント

「今シーズン初のQ2進出を決めることができましたが、Q2を担当した僕としては反省の残る予選になりました。ほぼ同じタイムが2周出てしまったので、新品タイヤの使い方をもう少し工夫すべきだったかもしれません。明日は何としても多くのポイントを獲得できるように、精一杯頑張ります」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Our best Saturday for sure since the beginning of the season. I qualified the car P5 in Q1 with still lot of room for improvement especially in the fast corners. The tyres feel very consistent so it's good for tommorow's race. If we stay out of trouble I think we can achieve a good result here.」

「レースウィークの土曜日の中で、僕たちの最善のポジションを獲得できました。私が担当したQ1では5番手となりましたが、高速コーナーでの改善の余地がまだたくさんありました。ダンロップタイヤのフイーリングも良かったし、明日のレースが楽しみです。トラブルが起きなければ、いい結果を残すことができると思っています」




決勝
日付:2016年10月9日(日)
天候:晴
決勝結果:5位
観客動員数 : 27,948人

最後まで攻めのレースを展開、十分な手応えで次戦への弾みとなる結果に

決勝日は午前中から気温が上昇し、タイらしい暑い1日となった。現地時間9時50分からフリー走行が行なわれ9番手で確認走行を終えると、いよいよ15時スタートの決勝レースに臨む。

スタートドライバーを担当したのはバゲット。気温33℃、路面温度43℃のコンディションの中、フォーメーションラップを終え、スタートを切る。バゲットはスタートで2台をパスし、6番手に浮上。さらに3周目には5番手にポジションを上げる。いいペースで走行をしていくが、8周目に後続のマシンにパスを許し、再び6番手を走行していく。20周を過ぎる頃には、6番手争いのバトルで後続のマシンに迫られるが、それを抑えて6番手を守る。そして、24周を過ぎると、ピットストップをするGT500マシンが現れ出す。26周目の終わりで今度は5番手争いを演じることになり、バゲットは前のマシンをパスするが、7番手を走行していたマシンにパスされ、6番手でピットストップの周回を迎え、ピットイン。タイヤ交換と給油を済ませ、大祐にドライバー交代をして、12番手でコースに復帰する。500クラスの全車がピットストップを済ませ、順位が落ち着いた時点で大祐は6番手を走行。50周を迎える頃、安定したペースで周回を重ね、後ろとの差を少しずつ広げていくが、後ろのマシンもベストラップを刻みながら次第に迫ってくる状況に。一方、2番手を走るマシンにピット作業違反があったため、ドライブスルーペナルティを受けることとなり、そのマシンが大祐のすぐ後ろでコースに戻ったため、5番手にポジションアップ。残り6周となった周で、壮絶な4番手バトルが展開され、1度は4番手を奪って見せたものの、300クラスのマシンが絡んだ接触があり、その後ろにいたマシンにパスされ、最終的には5位チェッカーとなった。最後の最後まで攻めのバトルを見せたこのレースで弾みをつけ、最終戦となる次戦でさらにいいレースを見せて表彰台に立ちたいところだ。



総監督 中嶋 悟コメント

「今回は攻めのレースができたと思います。次戦が早くも最終戦となってしまいますが、今シーズンのまとめのレースとなるようなレースで締めくくりたいと思っています。遠く離れた地での今回のレースでもたくさんのご声援をありがとうございました」


中嶋 大祐選手コメント

「久々にレースを楽しむことができました。終盤に300クラスの車両に追突されて12号車に抜かれてしまったことが残念でしたが、それ以外は自分たちの実力を出し切ることができたと思います。素早いピットストップをしてくれたチームにも感謝しています。引き続きHondaさんとダンロップさん、チームと協力して、もっと強くなれるように頑張ります」


ベルトラン・バゲット選手コメント

「Happy with P5 today. It was nice to be able to fight with the others. I took a really good start but then got stuck behind a slower car for quite a long time which costed us a podium today I think. Anyway it's really positive for Motegi where I hope we can confirm our good pace from Thailand!」

「今日の5位という結果には満足しています。他のドライバーと戦うこともできて、良かったです。しかし、遅いマシンの後ろについてしまったこともありましたが、表彰台に上がることも可能だったと思います。タイでのレースではいいペースで走ることができましたし、最終戦もてぎに向けてはかなりポジティブです」

※次戦は11月12日・13日にツインリンクもてぎで行なわれます。



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