トップ > レース > レースレポート > SUPER GT 第5戦 SUGO GT 300km RACE

Schedule レースカレンダー

2021 SUPER GT RACE REPORT

第5戦 SUGO GT 300km RACE第5戦 SUGO GT 300km RACE

予選
会場:スポーツランドSUGO
日付:2021年9月11日(土)
天候:曇
予選結果:6位
観客動員数:未発表

公式練習からスピードに乗った走りをみせ、3戦連続でQ2へ進出。

2戦連続悔しいリタイアとなっているものの、予選では速さを見せつつあるModulo Nakajima Racing。今シーズンの5戦目は2年ぶりの開催となるスポーツランド菅生で開催される。公式予選が行なわれた土曜日の天候は曇りで気温は20℃、秋を思わせる気候となった。

公式練習を3番手タイムで終えて、公式予選への期待が膨らむ中、まずは公式予選Q1を大津弘樹が担当する。徐々にタイムアップした大津は最終的に1分10秒330で3番手となり、3戦連続でQ2へ進出を決める。Q2では伊沢拓也がアタックを行ない、決勝を見据えたタイヤ選択で万全の状況とは言えない中だったが、6番手を獲得。決勝レースは3列目からのスタートとなった。


総監督 中嶋 悟コメント

「結果も内容もまずまずの予選だったと思います。決勝レースを見据えてハード寄りのタイヤでのアタックだったので、ここまでは予定通りと言えると思います。あとは決勝で問題なくチェッカーを受けられれば結果はついてくると思っていますので、そのための準備を進めていきます。」


伊沢 拓也選手コメント

「鈴鹿大会後、チームの皆が頑張ってくれてクルマは完ぺきに直っていましたので、公式練習の走り出しからいいスピードで走ることができました。明日の決勝を見越したタイヤで予選に挑み、それを考えると悪くない予選だったと思っています。とはいえ、決勝レースは1つでも前の位置からスタートしたいので、もう少し上の順位で終えたかったというのが正直なところです。明日は天気も悪くなさそうで、気温が高くなるだろうと予想しています。それに合わせたタイヤを履いていますし、今日の公式練習でのロングランの手ごたえからさらにクルマを改善して、明日はいいレースをしたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「前戦に続いてクルマの調子がよくて、いい手ごたえをつかんで公式練習を終えることができました。タイヤの選択もあって、予選ではタイヤを最適なところまで温めるのが難しくピークグリップを引き出し切れませんでしたが、その状況で3番手タイムを出すことができ、伊沢選手のQ2につなげることができて良かったです。レースに向けては、3列目のグリッドは表彰台を十分に狙える位置だと思っています。自分自身の課題は、GT300クラスのトラフィックをうまく切り抜けること。SUGOはそれが一番難しいコースなので、そこをうまくこなして表彰台につなげたいです。」



決勝
日付:2021年9月12日(日)
天候:晴
決勝結果:8位
観客動員数:未発表

各所で順位が入れ替わる混乱が続く中、しっかりレースを走り切りポイント獲得。

決勝日は朝から青空が広がり、気温も30℃近くまで上昇、絶好のレース日和に恵まれた。2周のフォーメーションラップを終えたが、隊列が整わずもう1周追加となり、1周減算して83周のバトルの火蓋が切られる。スタートドライバーの伊沢は、ポジションキープで周回していたが、10周を終える頃、後方のマシンにパスされ7番手に。徐々にペースが落ちていく厳しい状況のなか、巧みな走りを見せてなんとかポジションを守って周回する。前のマシンがコースアウトしたため6番手に浮上し踏ん張っていたが、20周を過ぎると状況が悪化しポジションを落として8番手に。29周目にピットインを行ない、大津にドライバー交代をして、コースに戻る。

その後500クラスの全車がピット作業を終え、順位が落ち着くと大津は8番手を走行。48周目に最終コーナーでストップ車両が発生したことでセーフティーカーが導入される。その間にトップのマシンがドライビングスルーペナルティの消化のためピットに入り、大津は7番手にポジションを上げる。その後もライバル勢に様々なトラブルが発生し、各所でバトルが激化し順位が入れ替わる混乱が続く中、大津は苦しいながらもペースをできる限りキープして7番手を死守していたが、残り数周のところで、トラフィックの際の隙を突かれ後方のマシンにパスされ8位チェッカー。第2戦以来のポイント獲得となった。



総監督 中嶋 悟コメント

「リタイアが続いていましたが、今回は無事にレースができたのかなと思います。我々としては順調なレースをしましたが結果は8番手、もうひと頑張りが必要だと感じています。今シーズンも残りは3戦となりましたが、引き続き頑張っていきたいと思います。今回もたくさんのご声援をいただき、ありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「決勝レースの展開は、決して望んでいたものではありませんでしたが、ここ最近リタイアが続いていたので、しっかりレースを走り切ってポイントを獲得できたことは良かったと思っています。ただ、課題はなかなか簡単には解決には至りません。次のオートポリス大会までのインターバルは1か月以上あるので、見直しを重ね、次戦も頑張りたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「僕は後半のロングスティントを担当しました。いろいろとタイヤの状況も変化する中、一時は6番手まで順位を取り戻すことができましたが、それを守り切れず後退してしまい悔しい結果となりました。課題にしているトラフィックの処理は、それをうまく使って相手を抜くなどポジションを守ることもできましたが、最後の23号車にはそのトラフィックのなかで抜かれてしまい、まだまだ難しさを感じました。ただ、いい経験を積むこともできたと感じています。今回は久々にレースをしっかり戦えて、ポイントも獲得できました。さらに力強く戦うためにどうしたらいいか、しっかりと考えて次戦に臨みます。」

※次戦は10月23日・24日にオートポリスで行なわれます。



Privacy Policy
contact sitemap