トップ > レース > レースレポート > SUPER GT 第7戦 MOTEGI GT 300km RACE

Schedule レースカレンダー

2021 SUPER GT RACE REPORT

第7戦 MOTEGI GT 300km RACE第7戦 MOTEGI GT 300km RACE

予選
会場:ツインリンクもてぎ
日付:2021年11月6日(土)
天候:晴
予選結果:11位
観客動員数:6,100人

GT500の15台が0.742秒の中に入るという僅差のQ1

ここまで速さが決勝結果に結びつかないシーズンとなっているModulo Nakajima Racingだが、今シーズンも残りはこの大会を含めて2戦、第7戦は今年2度目の開催となるツインリンクもてぎで行なわれる。前回のもてぎ大会では残念ながらリタイアとなっているが、今回は何としても上位に食い込んでいきたいところ。

青空が広がった予選日。気温もこの時期としては高めで、過ごしやすい1日となった。予選Q1を担当した伊沢拓也は入念にタイヤを温めてアタックに入り、1分37秒194をマーク。公式練習のベストタイムを上回るアタックだったが、結果は11番手。トップから最下位が僅か0.742差の厳しい予選Q1となった。

なお、明日の決勝レースはペナルティポイントの累積によって、4グリッド降格が課せられており15番グリッドからのスタートとなる。


総監督 中嶋 悟コメント

「Q2の常連になりつつありましたが、今日の予選は厳しい結果となりました。グリッド降格が決まっているため、明日は最後尾からのスタートになりますが、諦めずに追い上げるレースをして、いいかたちで最終戦を迎えたいと思っています。」


伊沢 拓也選手コメント

「午前中の公式練習の内容から、予選にはクルマのセッティングを変えて臨んだところ、いい感触でアタックできました。ただ、このサーキットではよくあることですが、非常にタイムが僅差の争いになり、残念ながらQ1を突破することができませんでした。走った感触としてはポジティブですが、順位は残念でした。明日は最後尾スタートになるので、やれることはそれほど多くないかもしれませんが、最終戦につながる内容にできるよう、いろいろなトライを考えています。明日も頑張ります。」


大津 弘樹選手コメント

「公式練習では僕の走りはじめのタイムがしばらく上位に並んでいたりもしたので、それほどクルマの調子も悪くないと思いましたが、予選で上位に行くためにはまだまだ改善できそうだと感じていました。僕がグリッド降格のペナルティを受けているため、明日の決勝は最後尾からのスタートになってしまいチームに申し訳なく思っています。ここから、今までと違ったアプローチにもトライして、たくさんのものを得たいと思いますし、一つでも前のポジションを、そしてポイント獲得を目指して追い上げていきたいです。」



決勝
日付:2021年11月7日(日)
天候:晴
決勝結果:13位
観客動員数:12,000人

前半はポジションを上げたものの、後半はペースが上がらず厳しい展開に。

爽やかな快晴のもと、13時に2周のフォーメーションラップ後、63周回のレースがスタート。Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーは伊沢。伊沢は15番グリッドからスタートを切り周回していく。10周目と14周目にフルコースイエローが導入されるなど序盤から荒れた展開となるが、そんな中、伊沢は冷静な走りで2つポジションを上げて周回を続けていく。さらに伊沢は前のマシンを捕らえ、12番手に浮上。22周を過ぎるとピットインを行なうマシンが続出し、伊沢は24周の終わりのタイミングでピットインを行ない、大津弘樹に交代する。

13番手でコースに戻った大津は、前のマシンに食らいついて懸命に走行していくが、終盤に入るにつれてラップタイムを上げることが難しい状況になり、タイヤのピックアップにも苦しめられながらの辛い周回が続く。大津は苦しいながらも、なんとかマシンをチェッカーまで運び13位フィニッシュとなった。



総監督 中嶋 悟コメント

「思うようにいかない厳しいレースとなってしまいました。ペナルティで最後尾からのスタートで、中盤まではなんとか踏ん張っていましたが、後半はペースが上がりませんでした。これで最終戦を残すのみとなりましたが、今年は結果が伴わないレースが多いので最後はしっかりと結果を残して、来シーズンに繋げられればと思っています。今回も本当に多くのご声援をありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「一つでも前のポジションを目指してスタートしましたが、ペースが足りずに悔しいの一言に尽きるレースになってしまい残念です。今年ももう、残すは富士での最終戦のみとなってしまいました。ここまで、スピードに対して結果が伴っていない戦いが多いので、最後はいい形で締めくくりたいと思っています。」


大津 弘樹選手コメント

「伊沢選手が前半スティントでいくつかポジションアップしてくれたので、僕のスティントでも前に出ようと頑張りましたが、タイヤのグリップを引き出せない状態が続き、難しいレースになりました。どうにかタイムを上げようと、常にフルプッシュで走りましたが、苦しかったです。今回は僕がペナルティを受けたことで一番不利な状況からのスタートになり、チームにも迷惑をかけてしまいました。今回の反省・課題を活かし、最終戦は今年の集大成を結果で示せたらと思います。」

※次戦は11月27日・28日に富士スピードウェイで行なわれます。



Privacy Policy
contact sitemap