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2021 SUPER GT RACE REPORT

第8戦 FUJI GT 300km RACE第8戦 FUJI GT 300km RACE

予選
会場:富士スピードウェイ
日付:2021年11月27日(土)
天候:晴
予選結果:15位
観客動員数:23,200人

来シーズンに繋げるいい締めくくりを目指すが、
コンディションに合わせ切れず予選から苦戦を強いられる。


いよいよシーズンの最終戦が富士スピードウェイで開催される。今シーズンのModulo Nakajima Racingは第3戦 鈴鹿でポールポジションを獲得したが、ここまでの最高位は8位と結果に結びつかないレースが続いている。最終戦ではしっかりと結果を残して来シーズンに繋げるいい締めくくりをしたいところ。

富士山がくっきりと顔を出す快晴に恵まれた最終戦の予選日。午前中に行なわれた公式練習からModulo Nakajima Racingは苦戦を強いられ、公式予選Q1では大津弘樹がアタックをしたが、結果は15番手。公式練習のタイムは辛うじて縮めたものの、決勝レースは最後尾からスタートを切ることになった。


総監督 中嶋 悟コメント

「今シーズン最後のレースなのに残念ながらコンディションに合わせ込むことができず…明日の本番は粘っこく頑張って、1年をいいかたちで締めくくりたいと思います。」


伊沢 拓也選手コメント

「一日を通して、非常に厳しい結果となってしまいました。午前中の公式練習からあまり調子が良くなく、なんとか午後までに立て直したかったのですが、うまくいかずに苦しい予選となりました。かなり修正しないと明日の決勝も厳しいかと思いますが、シーズンを締めくくる最終戦なので、最後まであきらめずに頑張りたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「専有走行からタイムが伸びず、なんとかQ1を突破して伊沢選手につなげたかったのですが、コンディションに合わせ切れず難しい予選になってしまいました。2戦連続で最後尾からのスタートになってしまいましたが、富士はオーバーテイクのチャンスもあると思うので、何とか一つでもポジションを上げて、ポイント獲得を目指します。追い上げのレースをお見せできるように頑張ります。」



決勝
日付:2021年11月28日(日)
天候:晴
決勝結果:12位
観客動員数:35,300人

予選からポジジョンをあげるも、ピット作業でのタイムロスもあり悔しい最終戦に。

決勝日も前日に続いて快晴となった富士スピードウェイには朝から多くのGTファンが駆けつけた。最後尾からのスタートとなったModulo Nakajima Racingは、伊沢拓也がスタートを担当する。伊沢はオープニングラップを終えてメインストレートに2つポジションを上げて13番手で戻ってくる。さらに前に迫っていきたいところだったが、4周目の終わりに他者のアクシデントに巻き込まれるかたちで前を塞がれてしまうが、なんとか抜け出して周回を続けていく。伊沢はセーフティーカーが入ったり、ペナルティを受けるマシンがあったりして、順位が少し動く場面もあったが比較的安定したペースで懸命に周回を続けていく。22周目にピットインをして給油、タイヤ交換、大津にドライバー交代をしてコースに戻るが、ピット作業のタイムロスがありポジションは14番手に。大津はタイヤマネージメントをしながら出来るだけペースを上げて周回していく。アクシデントで後退するマシンがあり、最終的に12位でチェッカーを受けた。シーズンの締めくくりに相応しいレースにすることができず悔しい最終戦となった。



総監督 中嶋 悟コメント

「大事な最終戦でしたが、残念なレース運びで思うような結果を得ることはできませんでした。1年を通して結果が残らない苦しいシーズンとなりましたが、来シーズンに向けてさらに努力して、ここ数年果たせていない優勝という目標を達成できるように、また頑張っていきたいと思います。今シーズンも大変多くのご声援をありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「昨日から比べるとクルマとしてはだいぶ進歩できていて、それほど悪くはないペースで走れたかと思います。とはいえポイントを獲得できるほどのスピードはなく、あまりできることがないまま終わってしまいました。いい締めくくりにできず残念です。今年はポイントもほとんどとれないレースばかりで、個人的にはとても残念なシーズンだったとしか言えません。そんななか、ファンの皆さんには毎戦温かい応援をもらって、1年間を無事に戦い抜くことができました。皆と喜びを分かち合うことはできませんでしたが、来年いい結果を出すための今年だったと思って、また頑張っていきたいと思います。今シーズン応援ありがとうございました。」


大津 弘樹選手コメント

「僕が担当する後半スティントに関してはアンダーカットを狙って早めにピットに入りました。ピット作業が良ければいい位置でコースに戻れたのではと思いますが、今回はピット作業でのロスが大きく、最後まで取り戻せませんでした。もう少しいい成績で終えたかったので、悔しい最終戦になってしまいました。今シーズンは様々なトライを重ねて、結果的にポールポジションは獲れましたが決勝では昨年よりもいい成績を出すことができませんでした。僕たちと同じか、あるいはそれ以上にライバル勢の開発も進んでいます。その差を埋めるには、もっともっと努力しないといけないと実感したシーズンでした。今シーズン、1戦延期はありましたが、皆さんの応援のおかげもあって無事に全8戦を終えることができました。この経験を来年に活かせるように引き続き頑張ります。応援ありがとうございました。」

※Modulo Nakajima Racingへのたくさんのご声援をありがとうございました。



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