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Report レースリポート

2022 SUPER FORMULA RACE REPORT

第1戦 富士スピードウェイ第1戦 富士スピードウェイ

予選/決勝
会場:富士スピードウェイ
日付:2022年4月9日(土)
天候:晴
予選結果:
 #64 山本尚貴:17位
 #65 大湯都史樹:21位
決勝結果:
 #64 山本尚貴:14位
 #65 大湯都史樹:7位
観客動員数 : 10,300人

SUPER FORMULA 2022シーズン開幕!

2022シーズンの幕を切るSUPER FORMULA。この大会は土曜日に開幕戦の予選と決勝、日曜日に第2戦の予選と決勝の2レースが行なわれる。TCS NAKAJIMA RACINGのチーム体制は昨年から大きな変更はなく、タイトル奪還に意気込む山本尚貴と3年目の大湯都史樹を擁し、まずはこの2戦で序盤の流れを手繰り寄せたいところ。

今シーズンのノックアウト予選は2グループに分かれて行なうQ1とそれぞれ上位6台の合計12台によって争われるQ2で決勝のスターティンググリッドを決める。

絶好のレース日和となった第1戦。まずはAグループの山本がQ1でアタックを行なったが9番手に留まりQ2に進出ならず、続くBグループ出走の大湯もタイムが伸び悩み11番手。2台揃ってQ1敗退となる残念な結果となった。

予選が終了してから数時間で決勝のスタート時刻を迎える。今シーズンも昨シーズンに引き続き10周目以降にタイヤ交換の義務があるレースとなる。17番グリッドからスタートした山本、最後尾グリッドからスタートした大湯ともに、オープニングラップを終えた時点で7ポジションアップし2周目に入る。大湯はその2周目にさらに3つポジションを上げ11番手に、翌周には山本の前に出て10番手を走行し、3周で見事11ポジションアップに成功し、レースを展開していく。一方の山本も一気に中段までポジションを上げて11番手を走行、10周終了のタイミングでピットインを行なったが、タイヤ交換が手間取り大きくタイムをロスしてしまい、ポジションを18番手に大きく下げてしまう。何とか追い上げて前のマシンをパスするシーンも見せたが、ピット作業のロスタイムが大きく響き14位フィニッシュとなった。

大湯はタイヤ交換を引っ張る作戦でプッシュしながら周回を続け、21周目にピットイン、タイヤ交換後にコースに戻る。そこからも粘り強くバトルを展開しながら少しずつポジションを上げて7位でチェッカーを受けた。


総監督 中嶋 悟コメント総監督 中嶋 悟コメント

「予選後はどうなることかと心配になりましたが、決勝は最後尾からスタートした大湯が7位入賞でよくやったと思います。山本に関しては、チームのミスで申し訳ないことをしてしまいました。明日は第2戦、早速改善できることは行なって、2台揃っていいレースになるように準備をしたいと思います。」


#64 山本尚貴選手コメント#64 山本尚貴選手コメント

「スタートはよかったですが、前にいた2台がエンジンストールした影響を受けて行き場がなくなってしまい、もったいないことをしました。でも混乱もうまく潜り抜けて、中段ぐらいまでポジションアップできたのはかなり大きかったと思います。最後までレースを走り切ったことでクルマの雰囲気も分かったことがあったので、これをきちんとアジャストして、さらに細かいところも見直していきたいですね。2レース制は、日曜日にももう1回チャンスが巡ってきます。もちろん自分だけがそのチャンスを手にしているわけではなく、周りも当然アジャストしてくるのでその差はなかなか縮まらないかもしれませんが、いいところを見つけて前のほうに行きたいです。」


#65 大湯都史樹選手コメント#65 大湯都史樹選手コメント

「予選の結果を受けて、過去のデータなども振り返りながら、セットアップの中では初心に戻った部分もありました。まだ、昨年から続くレースペースの改善は満足できるところにないですが、そんななかでもタイヤがいいうちはパーフェクトな走りができたと感じています。終盤、後ろのマシンに迫られて苦しい展開でしたが、最後まで抜かれず、踏ん張ってポジションキープできたので、自分としてはいいレースができたと思います。トップグループに入るためには今のままでは足りないので、明日に向けて、そこに加われるようなセットアップをこれから考えていきたいと思います。」




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