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2022 SUPER GT RACE REPORT

第6戦 SUGO GT 300km RACE第6戦 SUGO GT 300km RACE

予選
会場:スポーツランドSUGO
日付:2022年9月17日(土)
天候:晴/雲
予選結果:8位
観客動員数: 8,300人

公式練習からスピードに乗り好調なスタート。速さを活かして追い上げるレース展開に期待。

2022シーズンも残りはこの大会を入れて3戦。第6戦は秋が深まりつつあるスポーツランドSUGOでの開催となる。Modulo Nakajima Racingはここまでノーポイントと結果に結びつかない苦しいレースが続いているが、何としても上位に食い込んでできるだけ多くのポイントを獲得したいところ。

公式予選Q1を担当するのは大津弘樹。大津は公式練習でトップタイムをマークし、自信を持ってアタックに入る。コースレコードまで僅かとなる1分09秒714の2番手タイムでQ1を突破し、今シーズン初のQ2進出を決めた。Q2を担当する伊沢拓也は、懸命にアタックをしていたがSPコーナーでコースオフがあり、結果は8番手。決勝では、今回の速さを活かして追い上げるレースをしたい。


総監督 中嶋 悟コメント

「午前の公式練習から調子がいいスタートを切り、Q1も僅差の2番手で今シーズン初のQ2進出となりました。Q2はドライバーが頑張りすぎてコースオフしてしまいましたが、流れは悪くないので、明日は追い上げていきたいですね。」


伊沢 拓也選手コメント

「前回の鈴鹿ラウンドぐらいまではスピードが足りていませんでしたが、今回はクルマの調子も非常によく、大津選手がQ1を突破してくれて大きなチャンスがありました。そのなか、僕のミスでコースアウトしてしまい、8番手という結果になってしまったのはとても残念です。ただペースは良さそうなので、明日はしっかりと取り返せるように頑張ります。」


大津 弘樹選手コメント

「公式練習のGT500専有時間でトップタイムを取ることができたので、予選に向けてとても自信がありました。しかし他の車両に少し引っかかってしまい、100分の5秒差でトップタイムを取れずとても悔しい結果になりました。アタック自体もベストとは言えず、反省点の残る予選になりました。ですがクルマの感触はいいので、なんとかここから順位を上げて、ポイントと言わず表彰台に上がれるように頑張ります。」



決勝
日付:2022年9月18日(日)
天候:晴/雨
決勝結果:7位
観客動員数:17,000人

コンディションが変わる難しい状況の中、きっちりと走り切り今シーズン初のポイントを獲得。

大型の台風が日本列島に接近していたが、この日の東北地方も雲が多いながらも時折青空も見える天候の中、決勝レースの開始時刻が近づく。グリッドウォークが始まる頃に突然パラパラと雨が落ちたが、その後は止み、ほぼドライコンディションで84周の決勝レースがスタートを切る。

Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーは大津。300クラスのスタート時にアクシデントがあり、早速セーフティーカーが導入されたが、大津はポジションキープでオープニングラップを終える。4周目にリスタートすると、前のマシンをプッシュして周回していく。10周を過ぎると300クラスのマシンに遭遇し出し、混みあった中を周回していると、コース上に大粒の雨が一気に落ち出す。そのため、ウエットタイヤに交換するためのピットインを行なうマシンが続出し、大津も15周目の終わりにピットインを行なう。ウエットタイヤを装着してコースに戻った大津は、小雨が降り続く中、8番手を走行。ペースよく周回して25周を過ぎる頃には2つポジションを上げて6番手に。その数周後には4番手までポジションを上げ、難しいコンディションの中をうまくマシンをコントロールして周回していく。3番手を走行していた38周目にピットインを行ない、伊沢にドライバー交代し、タイヤ交換と給油を終えてコースに戻る。

上空は明るくなってきたものの依然として雨が降り続く中、交代した伊沢は落ち着いた走りで走行していく。順位が落ち着くと7番手を走行、終盤に入ると雨は止みコンディションが回復してきたため、52周目にピットインを行ない、スリックタイヤに交換してコースに戻る。その後も雨がパラついたり止んだりの目まぐるしくコンディションが変わる難しい状況の中、きっちりと走り切り7位でチェッカーを受け、今シーズンの初ポイントを獲得した。



総監督 中嶋 悟コメント

「レーススタートから前半は頑張っていいレースができていましたが、ドライバー交代のタイミングと最後のスリックタイヤへの交換のタイミングが一歩ずれたことがポジションを上げることができなかった原因だと思います。しかし、今シーズンの初ポイントを獲得することができ、今までとは違う流れでレースができたので、残り2戦、さらに上位を目指して、気合いを入れて頑張っていきたいと思います。今大会も多くのご声援をいただき、ありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「SUGOは天候も含め非常に難しいレースになったなという印象で、大津選手のスティントでは比較的いい位置にいられたのですが、自分のスティントはあまりうまくやれたとは思っていません。それでも難しいコンディションの中で何とかポイントを獲得することができてよかったと思っています。もちろん、もっと上位でフィニッシュしたかったという思いもあるので、残り2戦、さらに上のポジションを目指して頑張りたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「コンディションがとても難しく、様々なタイミングが重要なレースでした。それらをいい方向に持って行けず、結果的には難しいレースになってしまいました。スティントによってはクルマのパフォーマンスのいいところを引き出せましたし、うまく進めることができれば表彰台も獲得できたかもしれないと思います。そう考えると残念なレースですが、ポイントを獲得できたのは一歩前進だと考えているので、オートポリス戦に向けても、さらにもう一歩前に行けるように頑張ります。」

※次戦は10月1日・2日にオートポリスで行なわれます。



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