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2022 SUPER GT RACE REPORT

第8戦 MOTEGI GT 300km RACE第8戦 MOTEGI GT 300km RACE

予選
会場:モビリティリゾートもてぎ
日付:2022年11月5日(土)
天候:晴
予選結果:7位
観客動員数: 13,500人

2022シーズン最終戦。ミスのない冷静なアタックを見せ7番手から決勝に挑む。

いよいよ今シーズンの最終戦を迎えるSUPER GT。Modulo Nakajima Racingにとっては苦しい1年となったが、この大会でいい締めくくりをして、来シーズンに繋げたいところ。予選日の朝は薄い雲に覆われていたが、徐々に青空が広がった。

公式予選Q1を担当したのは大津弘樹。大津は入念にタイヤを温めながらアタックを行ない、1分35秒971をマークし、トップと0.3秒差の5番手でQ2進出を決めた。300クラスのQ2でアクシデントがあり、遅れてスタートしたQ2。そのQ2を担当する伊沢拓也は、アタックのタイミングを調整しながらタイヤを温め、ミスのない冷静なアタックを見せ7番手となった。


総監督 中嶋 悟コメント

「全車ウエイトなしのイコールコンディションの中でQ1を通過できたことは、これまでの成果だと思います。トップに対してはまだまだ力が及びませんが、ますます頑張って少しでも追いついていきたいと思います。明日のレースには何とか前についていって、今シーズンのいい締めくくりができるようにしたいですね。」


伊沢 拓也選手コメント

「午前中のフリープラクティスは14番手という結果でしたが、そこから予選に向けては、タイヤの状況も含めてうまく挽回できたと思います。僕が担当したQ2は、もう少し上のポジションで終えたかったという気持ちもありますが、明日はこの位置から、いいレースにしていきたいと思います。」


大津 弘樹選手コメント

「フリープラクティスを終えて、予選に向けてセット変更をしたのですが、それがうまくいき、タイヤのピークグリップも感じながらQ1を走ることができました。GT300の予選が延長になったことで、Q2の時間帯が遅くなり、気温が下がってしまったことでQ2は思っていたところにはいきませんでしたが、7番手というポジションも十分チャンスがあると思っているので、自分たちのレースをして、表彰台争いに加わっていきたいと思います。」



決勝
日付:2022年11月6日(日)
天候:晴
決勝結果:12位
観客動員数:26,000人

スタートでポジションを上げ順調に周回を重ねるも、じりじりと苦しい展開に。
最終戦は12位でチェッカーを受ける。


爽やかな青空となった決勝日。Modulo Nakajima Racingのスタートドライバーは伊沢。伊沢はオープニングラップで2台をパスし、5番手でホームストレートに戻ってくる。順調に周回を重ねていく伊沢だったが、8周を経過した頃から少しずつポジションを落とす。10周目に複数のマシンが絡むアクシデントでフルコースイエローが出され、そのままセーフティーカーが導入となる。隊列を整えてレースを再開する準備が行なわれていたが、再びホームストレート上で大きなクラッシュが発生し、セーフティーカーランが継続されることに。

マシン回収などが長引き21周目にリスタート。伊沢はその翌周に1つポジションを下げたが、ピットインを行なうマシンが出てきたため少しずつポジションを上げて2番手を走っていた25周目にピットイン。大津にドライバー交代をして、コースに戻る。大津は12番手となるが踏ん張って何とかペースを上げようと懸命に周回していく。徐々にペースを上げ、前との差を詰めていくが、抜くには至らず12位でチェッカーを受けた。



総監督 中嶋 悟コメント

「前半は何とか頑張ってついていっていましたが、じりじりと置いていかれる展開となってしまいました。レースペースを上げて、それを保っていけるように来年に向けて追求していきたいと思います。1年間本当に多くのご声援をいただき、心より感謝申し上げます。ありがとうございました。」


伊沢 拓也選手コメント

「スタートでポジションを上げることができ、最初の数周はとてもいい感触をもって戦っていました。ただ途中からピックアップの症状が出てきたり、リアタイヤがきつくなってきてしまい、今シーズンを象徴するようなレースになりました。いい形で締めくくることができなかったのはとても残念ですが、みんなで精一杯やった結果です。来年はもっと強くなって戻ってきたいと思います。今シーズンも多くの応援をありがとうございました。」


大津 弘樹選手コメント

「オーバーカットを狙った作戦でしたが、僕のスティントではラップペースが上がらず、苦しい展開になりました。セーフティーカーの導入などもなく、長い距離をコンスタントに走るという状況で、それがより苦しかったです。今シーズンは大変なレースが続く中を頑張って戦ってきましたが、良くない結果が続いていてもファンの皆さんからたくさんの応援をいただきながら走ることができ、感謝しています。最後までタフな仕事をしてくれたチームの皆さんにも、サポートしてくださった皆さんにも感謝しています。ありがとうございました。」

※Modulo Nakajima Racingへのたくさんのご声援をありがとうございました。



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